- 2012年7月28日 01:54
- レジャー
カヌーをやりたいという思いを持ったのは かれこれ2010年の暮れ。
とある本との出会いがその手引きをしたのだが、
それを語るのはまた後日にしよう。
2012年の目標として掲げていた『カヌー』
梅雨もあけたばかりの7/21日に行ってきたのでした。
いきなりカヌーを買って遊ぶというのも敷居が高いので、まずレンタルが出来る所にいきたい。
検索すると海でのシーカヤックが多かったり、湖だとオープンデッキのカナディアンカヌーと呼ばれる物が多い。
こーゆーの
俺が乗りたいのは、一人のりのやつなんやー。
(実際に乗ったやつ。)
って事で、リバーカヤックのレンタル・初心者講習をやられているパドルコーストさんのお世話になる事に。
メンバーは こげつさん、りむっち、大庭 俺の4人。
場所は三重県の宮川。
京都からだと車ですっ飛ばして2時間弱くらいという事で、けっこうな早起きである。
無事遅刻する事もなく、途中合流も果たしながら集合場所に到着。
前日に雨が降っていて、この日の予報も雨と曇り半々の予報。
途中、新名神を抜けるあたりで強い雨も降っていたので心配していたが、
到着前には雨の気配は去り、曇りに。
良かった!
しばらくするとカヌーを積んだ車でパドルコーストの方がこられて、色々記入して他の方を待つ。
ここで配られた住所とか書く用紙にメールで書いた内容が全て印字された状態で渡されて、丁寧な対応が嬉しい。
暫くすると残りのカヌーと参加者を積んだ車でもう一方到着。
自己紹介などしてカヌーの簡単な説明をうける。
指導していただいたのは吉角さん。
こちらの本を書かれてる方で、他の参加者の方はこれを読んでここに来たって仰っていた。
とても指導が分かりやすいだけでなく、お話が面白くて楽しい時間を過させていただきました。
みんなでカヌーを車からおろして川原まで移動。
4mくらいの船体で1艇25kgほどとの事で、けっこう大変。
参加者が女性や高齢な方ばかりの時はけっこう大変みたい。
今回は野郎ばっかりという事でサクッと準備が終わった。
川へ
前日の雨もあって川はちょっと増水している...
普段は陸になっている所が水没していたので、船を引いてちょっと浅い水の中を移動。
やっぱり川の水は冷たいw
広い陸地で準備体操後にパドル(カヌーを漕ぐ為の櫂)の扱い方などの説明を聞く。
一通り動きを教えてもらったら今度はカヌーへの乗り方を聞いて、じゃぁいってみましょう とさっそく水上へ。
スタート地点から流されると、すぐに流れが急な所に入ってしまうという事でまず上流へ皆で登っていくのだが、全然進めないwww
こげつさんとか大庭とかすいすい進んでいくのに何なんだろうなーと思って やっとおいついたら一言。
「パドルが左右逆ですよ」と。
oh...orz
正しい持ち方にすると進むのは楽になったんだが、それでも真っ直ぐ進むのは難しいね。
ここで、直進、カーブ、旋回、バックとかを教えてもらって、午前は終了。
何とか気を抜かなければ真っ直ぐ進めるようにもなった。
練習してると気付いたらすぐ下流に流されていってて、視点が低いせいか全然景色の変化に気付かなかいままスタート地点に戻されている。
増水してたのもあるんだろうけど、川の流れすげーな。
お昼
お昼は向こうが用意してくれているお弁当を食べつつ休憩。
他の参加者の方やパドルコーストの方とお話しながら過したけど、
色々話題が膨らんですげー喋ってた気がする。
パドルコーストはシーカヤック用の船も作られてるとかで、
元々ヨットを作ってた職人の方が造船の技術を活かして作ってらっしゃるのでモノはすごいいいらし、が高いらしいw
俺はカヌーやりたいと思ったきっかけの絡みもあって、買うとしたら組立式のフォールディングカヤックかなぁ。
昼食の途中はかんかん照りみたいになってたけど、午後になってちょっと小振りな雨も降ってきた。
1日かんかん照りならいいなーと思ったのだけど、カヌーは本人が濡れるスポーツではないので、
ずっと水上に出てる身体も、船体の中にある足も日差しが強いと暑くてヤバいらしい。
どちらかというと秋や冬なんかに遊べる水辺のスポーツとの事で、曇りとパラパラ雨くらいで丁度良かったのかも。
川下り
さて、午後の部の始まり。
午前やった事をちょっと復習してから、川下りへ。
スタート直後にいきなり急流な所があって、そこで流れの早い所での立ち回りを学ぶ。
船体をどう傾けたら沈む(転覆)方向に力がかかるのか とか、物理的に納得できる説明。
実際体感したくはねぇなぁと思ってたんだけど、その20分後に沈みかけて体感する事になったわw
2つ目のポイントが少し狭い岩の間を抜けていくという場所だったんだけど、
焦って向きの調整だけを考えてパドルを動かしてたら、さっき注意された沈む条件を満してしまい...
あわや転覆という所でリカバーできたので何事もなかったけど、ちょっと肝が冷えた。
いっそ転覆を体験してみるのも面白かったのかもしれんがw
この間を抜けました。
まぁ流れが急なポイントは最初の2つだけで、後はなだらかな感じ。
普段はもっと水が少ないので様子も違うようだけどね。
下流にいくと水の流れのゆるやかな川幅の広い所があり、
湖にいるような感覚で、森の音以外は皆のパドルの音しかしないような空間だった。
カワセミが居たようだが、教えてもらっても中々見付けられず、飛びたっていく姿だけ見るに留まった。
こーゆー所を日がな一日のんびりパドリングしたいものである。
増水で流れが早かったのもあって、車を移動してあった終点はすぐに来てしまった。
2時間ちょっとの短い船旅でした。
(もの足りなくてゴール付近で さかのぼったりウロウロしとったが。
この後は撤収作業で船を運んだり積んだりとけっこう大変だが、この辺も込みのお値段なら納得の安さである。
ってか、実際いつかカヌーを持つ時には自分がやる事なので、それも体験として学べるのはいい事だと思う。
写真の事
最後に今回 blog に使った写真だけど、自分の防水スマホで撮ったものの他に、パドルコーストさんの方で撮って戴いた写真をCDに焼いて送ってもらった。
これはサイトには書かれてなかったんだけど、これも料金のウチという事なのか追加料金とかなかった。
他のアミューズメント系の所だと チャチいカメラで撮った上に別途写真代いただきます(しかも大抵 現像したもの)ってのが多いのに、データで全部いただける上に、水没の恐怖がある水上にD5持ってこられててビビった。
しかし、D5の写真とスマホの写真を同時に使うのはちょっと抵抗があるなw
合わせて読みたい。
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