『ひげよ、さらば』を読んだ
この本を知ったきっかけは確か id:kotorikotoriko のダイアリーだったと思う。
もう5年近くも前だけど、"ひげ"というキーワードが引っかかっていたのと、久しぶりに小説を夢中で読んだ みたいな話しもあって いつか読みたいなーと思って wishlist で眠らせていた。
しばらくして色々 古本をまとめ買いした時に ついでに買ったのだが、分厚くて持ち歩きに難があるので、棚で眠らせていた。
その後、手元の本をまとめて電子化できる機会があったので、電子化してkindle に突っ込みつつも、すぐに読み始める事なく眠らせていた...
『水辺にて』を読んだ
初読ではないのだけど、一月程前に前にヌーに行った週の中頃から読み返し初めて、1週間くらいで読み終わった。
最初に手にとったのは確か2010年の終わりごろ。
カヌー記事の冒頭で"別の機会に..."と書いていたカヌーに興味を持ったきっかけがこの本。
タイトルそのまま、『西の魔女が死んだ』なんかで有名な梨木香歩さんの、水辺にまつわるエッセイ集。
『昭和天皇の終戦史』を読んだ
通勤時間をパズドラに取られて、読書時間がめっきり減ってしまいました。
他に読んでる本が無くはないので記事にしたい所だけど、記憶からどんどん溢れ落ちていく...
今回読んだのは歴史本...と言っていいのかな。
一昔前 でしかない "昭和" を "歴史" と見れるかどうかは、世代によりそうな所である。
『ローマ人の物語』を読んでいる
年末の年越しも年始の連休もおもち(@abk)の家で過したんだけど、その時に おもちが塩野七生さんの『十字軍物語』を読んでいた。
丁度、チェーザレ読んだばっかりだったのもあって、その辺の話しとかをしてたんだけど、 その流れで勧められたのが このローマ人の物語だった。
物語といっても、これは紀元前ローマを舞台にした"おはなし"ではない。
歴史を"叙述"したものだ。
西洋史を正しく学んだ事がなく、雑学的に断片的にしか理解してない俺には丁度いい本だと思った。
2巻冒頭には、その巻で語られている内容が高校生の教科書では ほんの1文でしかない旨が内容と共に書かれているが、その後にこう続く
これ以外の諸々は、プロセスであるがゆえに愉しみともなり考える材料も与えてくれる、オトナの為の歴史である。
自身がオトナになれているかどうかは甚だ疑問だが、こういう愉しみを持てるくらいの余裕はできたようだ。
興味を持った人は分冊されて文庫になっているので、まずは1巻を手にとってみると面白いかもしれない。
『やめないよ』を読んだ
普段小説のレビューばかりで、他の書籍についてあまり書かない。
そもそもそんな読まないってのもあるんだけど、まぁ2ヶ月に1冊くらいは別な本読んでる気はする。
少し前に三浦知良の『やめないよ』を読んだ。
そもそも自分はサッカーも国際試合くらいしか観ない、サッカーファンとは言えない存在だし、
カズもTVで面白エピソードとか見かけるくらいで、凄い人だなーくらいにしか知らなかったんだけど、友人に勧められて読んだ。
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を読んだ
言わずもがな、SFの超著名作ですね。
ハードボイルド云々の時にも書いたけど、自分が読んできたジャンルってかなり偏ってんだなーと思います。
ミステリにせよ、王道的な古典にあたる本を全然読んでなくて、その辺を教養として読んでいきたいなぁと思っている次第。
今回これを選んだのは、1つ前に読んだ『僕の妹は漢字が読める』の後に、何か読後感を払拭するものはないかと探した結果といった感じですかね。
丁度kindleに突込んだまま放置してあったってのもあって、さくっと読みはじめた。
『エンキョリレンアイ』を読んだ
以前、『新潮社の100冊』についての記事を書いた時に買った小手鞠るいさんの『エンキョリレンアイ』を読みおわりました。
自分にはこの手の本は向いてないんじゃないか斜に構えながら読みはじめたんだけど、全然そんな事なく、とても読みやすく面白い本だった。
後、物語の始まりが京都で自分もよく行ってた本屋で、終盤に出てくる地名も個人的に馴染み深いものが多くてビックリした。
ちょっとした偶然で読んでてテンションあがるのも楽しい。
『僕の妹は漢字が読める』を読んだ・・・・・・・
まず言い訳から入らせてもらうなら、「読みましょう」というプレッシャーに負けた感がある。
普段ラノベって殆ど読まないんだけど、昔はけっこう読んでたなぁと思う。
普通に読書のきっかけとなったのが、高校の頃に読んだロードス島戦記だったし、SW系はけっこう読んでた。
電撃とかだとキノとかキーリとか、、、くらいか?
今でもラノベレーベルで読むのは浅井ラボと紅玉いづきさんくらい。
まぁそれ以降読めなくなったのは何が原因だったのかを考えるのに丁度いい題材だった、とこの本までの到達点を閉めるにはまだまだ文字数が足りない。
『春期限定いちごタルト事件』を読んだ
以前、『氷菓』や『愚者のエンドロール』のエントリを書いた米澤穂信さんの作品。
既読の2冊<古典部>シリーズとは違い、<小市民>シリーズというのの1作目にあたる。
また独特なシリーズ名だ、、、
(ちなみに漫画家もされてる)
まぁ読めば、ここで言う『小市民』がどれだけ重要なキーワードか分かる。
というか全てといってもいい。
新潮文庫の100冊
チチーズ星人さんのblogで、『新潮文庫の100冊:100冊診断』というものを知ったのでやってみた。
新潮文庫の100冊っていうのは、新潮社がもう30年以上も続けてるキャンペーンで、新潮文庫から100作品を選んで毎年プロモーションをやってる。
その今年選ばれた100冊の中の1冊をtwitter IDをいれると勧めてくれる、という主旨らしい。
認証ないしAPI消費してる感がないので、内部的にはIDを種にしたランダムな気がせんでもないが俺へのオススメに出たのはこれ。
小手鞠るいさんの『エンキョリレンアイ』。
恋愛ものって普段滅多に読まないので、俺の趣味から言うとズレるんだけど、ほんとに趣味に合致した結果既読本出されても萎えるし、新規開拓という意味では丁度いいのかもしれない。
という事で、診断前に出た本が未読だったら買おう!と決めてたので注文しました。
読みおわったらまたblogに書きます。
みんなも診断してみよう!
『幽霊たち』を読んだ
一時期ポール・オースターやらサリンジャーやらを数冊続けて読んでいた時期があった。
きっかけは学生の時にうけてたアメリカ文学かなんかの授業。
基礎教養系の授業はあまりまともにうけてる人いなかったけど、小説とか主体になってたので文学系の授業は面白かった。
授業で指定されて買って読んでたのはフォークナーとかカポーティとかなんだけど、その授業の課程で『オーギー・レンのクリスマス・ストーリー』というオースターの短編を取り上げた。
『スモーク』っていう映画の脚本の元となっている作品なので、知ってる人もいるかもしれない。
これは日本では単行本化されてないんだけど、『翻訳夜話』という本の中で村上春樹と柴田元幸がそれぞれ訳していて、原文も比較して読めるという面白い試みの題材となっている感じだった。
この記事を書きはじめながら思い返してみれば、ここが発端なんだなぁと思うと細いきっかけだなと思う。
とはいえしばらく触れなくなってたんだけど、未読の本を古本屋で見かけるととりあえず買うようにして、それがずっと置いてあった。
気がむいて手にとってみた次第。
『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』を読んだ
誕生日に貰った本の山に埋もらしていて、半年ほど未読のまま積んでいた。
積讀erの言い訳としては、「積んでいる時間も読書のうち」というのがあって、悪い事じゃないのよ。
ちょっとしたきっかけでウィスキーの事を考えながら自転車で走って帰宅後、散髪に持っていく本を決めあぐねていた目に飛びこんできた。
読むなら今だよなぁと手に取った。
散髪開始と同時に読み始めたら散髪が終わる前に読みおわった。
思ってたより短い。
『新宿鮫』を読んだ
少し前に『長いお別れ』を読んだエントリを書いた。
この時、ハードボイルド小説で何を読めばいいのかという質問に、色々上がってきた中で俺が注文したのが、
『長いお別れ』と『新宿鮫』だった。
古典的なハードボイルドと、近代的なハードボイルドを1つずつ、という名目で。
読んでみると現代ものって感じではあるんだけど、公衆電話とかカセットテープとか頻繁に出てくると、やっぱり時代を感じるね。
レビューを書く事2 - 書く為に書く
前回の続き。
レビューを書く事1 - 書く為に読む - tyoro.txt
書くために読む事を続けていいのかという問いに関しては、それも読書の形という結論に達した。
(実際は書く為に読んでいるというよりは、読みたくて読んでるけど、読書スタイルが書く事を前提とするものになってるって話しだけど)
それはいいとして。
では書く為に書く事はどうなのか?
レビューを書く事1 - 書く為に読む
最近blogにレビュー記事を書くようになりました。
まぁレビューというには拙いので普段は『レビュー』とは銘うってないんだけど、だいたいそんなもんです。
本だけじゃなく映画とかに関しても書いていきたいなと思いつつ、今の所は本が中心な感じ。
きっかけとしては『新世界より』で日常の読書を再開した所。
この時、本がおもしろかったので感想をレビューとして書きたい的な事をチャットで話してたのが発端かな。
継続する気になったのは、旅行とか以外で継続してblogに書ける事が欲しかったから。
結果としてレビューが大半になってるので、もっと日常的な事書きたいとは思ってるけども、、、
『七つの夜』を読んだ
ボルヘスの文庫が岩波から出るというのを新刊.netの通知で知って、とりあえず注文したこの1冊。
届いてから気付いたけど、小説ではなくて講義をテキスト化したものだった。
まぁでも中身は十分に面白かった。
ただ前提として要求されている知識の1割も身に付けてない気がするので、まぁ難易度は高かった。
この本をキーブックとして、もっと色々な本に手をふれていきたいね。
『愚者のエンドロール』を読んだ
米澤穂信さんの<古典部>シリーズ2作目、『愚者のエンドロール』を読みました。
1作目のレビューエントリはこちら 『氷菓』を読んだ - tyoro.txt
連続して読もうかとも思ったんだけど、連作としてガスガス読むよりもそれぞれ単品で楽しみたいという思いがあったので、間に他の本を挟んでから手を出した。
ページ数は250ページとそんな薄い部類ではないと思うんだけど、印象としては前作同様短く感じましたね。
さらっと読める感じ。
(間に挟んだのが『長いお別れ』の所為もあるが)
『長いお別れ』を読んだ
『ハードボイルドって何なの?』という俺の無知な質問に、根気よく付き合ってくれた友人たちに感謝。
解説してもらった感じだと、ハードボイルドは時代とともに変わっていったジャンルでもあり、
初期のハードボイルド(固茹で)の文字通り『感情的に揺れない、堅い感じの視点で話が進むお話』から『銃と硝煙な雰囲気』に転換していってるみたい。
俺が『ハードボイルド』の語感のイメージとしてもっていたのは前者なんだけど、漫画とかだとどれがハードボイルドに当たるの?って質問には後者に属するものばかりだった。
『ブラックラグンーン』『カウボーイビバップ』『シティーハンター』『コブラ』
まぁそういうのも嫌いじゃないけど、まず前者のに触れてみようという事で手にしたのがこの『長いお別れ』でした。
『氷菓』を読んだ
先日友達の家で泊まって飲んでいた時、以前聞いていたお勧め作家『米澤穂信』さんの本がずらっと並んでいて、5~6冊ほどお借りしてまいりました。
そんなこんなで米澤さんの本は初見です。
この作品はデビュー作みたいなので、順序としては丁度よかったかな?
『氷菓』の続編も借りていて、何冊かまとめて記事にしようかと思ったんだけど、読みおわった時点でこれは1冊でエントリにした方がいいなと思い止まったり。
回りで米澤さんいいよって声が多いので攻めていきたいねぇ。
『セドナ、鎮まりてあれかし』を読んだ
ハヤカワSF文庫の本を読んだのはこれが初めてかも。
他の文庫よりもちょっと背高のっぽさんで、愛用してるいくつかの文庫カバーどれにも入らなくて難儀した。
最終的に有隣堂の紙カバー使いましたが、ほんとに質が良くていいですね!
さて、普段SF読まないのに何故手に取ったかというと、以前記事を書いたエレGYと同じ著者、じすさんこと泉和良さんの作品だからです。
小説ではSFにあまり触れないけど、じすさんのゲームの世界観はSFな感じで好きなので、期待大な感じで読みはじめました。
『ミッションスクール』を読んだ
『新世界より』を読んでから通勤読書を再開してblogに書くようになったけど、読むスピードよりblogに記事書くのの方が遅くて溜まっていく一方ですね。
多分長々と書いてしまうのがいけないんだと思うけど、作品に思いいれがあればあるだけ書く事が増えていくので仕方のない話し。
さて先日の東京鈍行旅行の車中で田中哲弥の『ミッションスクール』を読みました。
その日泊めてもらう予定だったれとから借りていた本で、返さないとなーと思いつつ読んだんだけど、やっぱり田中哲弥は天才なんだなと思わせられるような傑作だった。
『エレGY』を読んだ
『エレGY』という小説を読んだ。
著者は泉和良。
つい最近星海社文庫から発行されて、表紙絵がhukeさんで話題になったりしてる。
主人公は生活に悩む自称フリーウェアゲーム作家の泉和良。
著者その人。
完全なノンフィクションではないけれど、一見して私小説みたいな体裁をとってる、切ない恋愛ものの小説。
『新世界より』を読んだ
少し前から回りで流行っていて、絶賛の声ばっかりでとても気になっていた貴志祐介さんのこの本。
いつもの天邪鬼な感覚で流行っててお勧めされると読まない傾向があるんだけど、「気になるな~(チラッチラッ)」みたいなスタンスでいたら友人が譲ってくれたので、ガッツリ読み始めました。
一気に読むと際限なく読んでしまうので、とりあえず通勤の電車で読むという制限のもと、まる2週間で先日読み終わりました。
丁度帰りの電車で最寄駅にさしかかる所で読みおわったが為に、あとがきは改札を通りつつフラフラして読んでしまった。
上中下の文庫3分冊1500ページ弱(あとがき曰く四百字詰めの原稿用紙2000枚分近く)。
それだけでけっこうな分量の物語だと類推できるんだけど、そんな類推すらふっとばす程のボリュームの物語だった。
トリプルプレイ助悪郎 4話読了後のメモ
正直、前作のダブルダウン 勘繰郎は少し苦手の部類に入る西尾作品だった。
その為、今作は正直読み始める気がしなくて買って積んでた本の内の一つです。
そもそも九十九とかの日本探偵倶楽部関連作品をまったく読んでない(コミック版のコズミックすら)ので、このシリーズに強い興味が無いというのもあるけど。
※原作付きは買ったけどHOLICxxxもデスノも読んでない。(間違えてデスノ2冊買ったので新品誰か居りませんか?
前作のダブルダウンは前半7割ぐらいが結構退屈で、残り3割が面白かった。
そーゆー意味では、9割が退屈で最後の1割に楽しさのある(と自分は感じてる)刀語よりは面白いんだけどね。
閑話休題
読んだ人しか分からないけど、4話読んだ後の事書くよ。
以下ネタバレあり。
(ってか読んでない人には意味不明)
6月に読んだ本
通勤時間に読んだ本の話。
先月はGWあったから、今月は増えるだろうと思ったら減った。
理由は携帯からTwitterする時間が多くなったから。
っつーか本読みながらもずっと携帯で更新チェックしてる俺の依存度ヤヴァス。
5月に読んだ小説
月ごとに読んだ小説まとめて書こうと思ったんだけど、もう6月も半ばです。
だめぽ。
まぁそんなこんなで先月読んだ本を列挙と感想。
今月分は7月の頭にやりたい。
ファウスト新刊と戯言一番
遊ぶのに忙しかった先週末。
手一杯になりながらも、400P弱の小説を3冊読みきりました。
ネコソギラジカル(上) 十三階段
ネコソギラジカル(中) 赤き征裁VS.橙なる種
ネコソギラジカル(下) 青色サヴァンと戯言遣い [完]
下巻が届いてからの上中の読み直しだけど、読み始めると辞められない止まらないね。
主人公の年齢が俺と同じで、舞台が京都で、11月12日の話を11月12日に読んでた。
っつーだけで、何か無駄に親近感がわくけども、内容には微塵も親近感を抱けない小説です。
以下、シリーズ読んでる人しかわからんかも(´-`)
カメモに飛ぶことを教えた猫(著:ルイス セプルベダ
命からがら重油の広がる海から脱出を果たしたカモメのケンガー。 彼女を助けようとする猫とした三つの約束。 その約束を守るためには、港の猫たちの力が必要で、みんなは快く助けてくれる。 個性豊かな猫達が、1羽のカモメとの誓いの為に、そして愛する小さなカモメの為に尽力します。 寓話の形で、色々なことを諭してくれる本でした。 面白くて、それでいてちょっぴり涙が出そうな感動を与えてくれる名著です。 1時間もあれば読めるので、機会があれば是非読んでください。 |
西の魔女が死んだ(著:梨木香歩
中学に進んで、学校へ足が向かなくなった少女まい。
両親の勧めで、ひと月あまりを田舎に住む祖母の元で過した。
これは少女と魔女のお話。(第44回小学館文学賞)
まどろむように君と(著:浅井ラボ
「されど罪人は竜と踊るⅦ まどろむように君と」を読了いたしますた。
やはり浅井ラボは自分が好きな作家五指に入る兵です。
今回は短編集。
・いつもどおり重い、雑誌掲載者3点
・爆笑ものだけどキレイに締める、書き下ろしのが1点
・敵側の外伝的な書下ろしが1点
バランスがとれてますねぇ
以下軽いネタバレあり
アンダカの怪造学Ⅰ ネームレス・フェニックス(日日日)
第8回角川学園小説大賞・優秀賞受賞作品。
作者の日日日(あきら)は、角川学園小説大賞・優秀賞以外に・・・
碧天舎第1回恋愛小説コンテスト・ラブストーリー大賞受賞、第4回新風舎文庫対象・大賞受賞、第6回エンタープレインえんため大賞・佳作受賞。
こんな新人見たことない。その上この4作品が書かれたのは全て17歳の時というから驚き。
期待は膨らむ一方ということで、このアンダカの怪造学を手にしてみました。
金曜日の授業中に読み終えました。けっこうぶつ切りで読んでたので時間食ったかな。
ちょっとネコぼけ
猫が幸せになればヒトが幸せになり、地球が幸せになる。
李陵・山月記ほか(中島敦)
「山月記」「名人伝」「弟子」「李陵」の4作からなる短編集を読み終えました。
特に「弟子」が良かったけど、全体的に良作です。
喘息により33歳で無くなった鬼才ですが、残された作品は未完も含めて20あまり。
しかも、うちせいぜい2編が中編小説、残りは短編。あまりにも少なすぎる。
ネコソギラジカル (中) 赤き征裁VS.橙なる種(西尾維新)
読了しました。
金曜日の午前6時半。学校へ行くまであと2時間。
まぁ、行くかもわからないけどね。
(以下ネタバレ含む)
鏡姉妹の飛ぶ教室(佐藤友哉)
今朝読了しました。
2日間分の深夜を使って読んだわけで、もっと時間をかけようと思っていた目論見は外れました。
前半あたりはともかく、後半になると結果が気になって読んでしまうタイプの小説でした。
ねじまき鳥クロニクル 1~3巻(村上春樹)
読了しました、朝の5時。
授業があることよりも、本を優先するのは自分の悪い癖ですが、世の中には授業よりも優先すべき本が多数存在すると思います。
この本も、そんな本の一冊だったようで。
上遠野浩平をめぐる冒険
ファウストVol,5が、やっと届きました。
発売から3日ほど。首をながーーーくして待った甲斐があって、中身は重厚です。
嘘つきは妹にしておく(清水マリコ)
toi8さんの絵に惹かれて買ったこの本、同時進行で3冊くらい読んでた所為で遅々として進んでなかったので、とりあえず読み終わろうと思ったらすぐに読めた。
感想としては、面白いけど特に残ることも無く・・・といったところか。
しあわせは仔猫のかたち & 未来予報 (乙一)
本を読んだ。
やることがいっぱいな状況では、逃避のようなものなんだけど、時間を潰す目的とかとも重なってたりする。
やることが山済みな時に、時間を潰すなんて、なんて贅沢なんだろう。
ドリルホール・イン・マイ・ブレイン(舞城王太郎)
昨晩、舞城王太郎の『ドリルホール・イン・マイ・ブレイン』を読み終えた。
雑誌に描かれた短編作品なので、100ページ程度しかない。
その割には読み終わるのに数日を要した理由は、一度に読みきれない程度に気持ち悪かったから。