- 2012年8月30日 12:42
- 雑記
日中の日射しはまだ強いものの、日が落ちた後は少し涼しくなってきて
秋の虫の声が聞こえる。
リーリーリー、チロリロ、チンチンチン
例年ここまで虫の声を意識する事は無かったのだけど、今年は何故か耳につく。
9月も近くなって クマゼミの声が途切れ、ツクツクボウシが鳴きだすかと思えば、
もう秋の虫たちが鳴いている。
個人的に夏の虫の声はセミよりもクサキリのイメージが強い。
2~3年前に9号線を走っていた時、桂川にかかる橋の上で聞いたクサキリ達の大音声は、最早 車の音さえもかき消してしまう程で、強烈に印象が残っている。
残念ながらクサキリの声がyoutubeになかったので、それに近いクビキリギスの声を貼ってみる。
これよりも まだクサキリの方が強い声で、最早機械音のような声を虫が放ってるのは面白いもんである。
以下のページにはクサキリの声のwaveファイルが置いてあった。
虫の音WORLD – itiranGH (アップの写真もあるので注意)
この機械音っぽいのも、秋が近くなるとウマオイのスイーチョンッて感じの声に置き換わっていって、それも次第に聞かれなくなる。
今帰り道で聞くのは ほとんどリンリンといったコオロギやマツムシの仲間の声に統一されていってる。
家の回りにはカネタタキが多い。
何かオイル挿してない蝶番を開いたり閉じたりしてるみたいな音である。
虫の見た目は苦手なんだけど、声には何か独特な魅力がある。
自分は昆虫採集とかをせずに育ってきた人間で、あまり虫に対する興味や思い出がないのだけど、
せっかく意識するようになったのだから、今秋のウチにある程度は聞き分けて種類が分かるくらいになれるといいな。
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