東北の旅 その3 蔵王・松島・飯坂温泉東北の旅 その3 蔵王・松島・飯坂温泉

この日も計画は色々変更されたのだが、良い変更だった。

 

 

元々蔵王に長く居て、仙台近辺で牛タンを食べて南下していくつもりだったのだが、蔵王を早めに切り上げて、昨日いけなかった松島へ行こうという事になった。

蔵王 樹氷と霧氷

3月も中旬、関西の方のスキー場じゃ もうベタベタの雪しかない時期なわけだが、

こっちは宿泊日の夜から朝までガンガン雪がふっていたので深雪気味。

しかし朝には晴れて、過しやすい感じなのでウェアの下のアンダーはヒートテック1枚だし、ネックウォーマーはそもそも家に忘れた。

その上で晴れてるしゴーグルいいかーと緩い感じで山頂にった所...

 

-12.6度...

なにこれ顔が痛いんですけど、ってか外に出た瞬間ヒゲが凍ったんですけど。

もう樹氷もなくなってると聞いていて山をナメてた。

山頂は全力で吹雪いていて、目が開けられない。

何でゴーグル忘れたの！！！

 

木ってすげぇな...

 

まぶたが凍っていく中、なんとか出来るだけ風を顔にうけない側にスタンスを変えながらすべっていく...

全体の2割くらいを滑った所で回りに高さのある木が増えてきたので極地っぽい雰囲気は緩和されたのだが、

まじで死ぬかと思った。

そっからは樹氷をみる為のスキーヤー向けっぽいコースを滑ってしまったりで、なだらかすぎるなーって所もあったんだけど、

全体的にゲレンデのバリエーションが豊富でいいスキー場だった。

景色もすげーいいしね！

 

ちなみに樹氷は見れなかったが霧氷は見れた。

 

 

松島 えびせんを食うカモメ

割りと見て回れる範囲が1つの海岸線にまとまっているので、観光もしやすい良い所でした。

昼食を摂れていなかったので、周辺で牡蠣や海産物をツマみながらウロウロと 五大堂を見学。

橋で繋がっている小島にあるという面白いお堂だった。

手前に停まってる船がどうしても邪魔で色々構図に悩んだ。

もっと広角のままで望遠できるレンズほしぃ。

その後は船の時間があったのでさっくりと乗り場に戻る。

右の大きな船かと思ったら、左奥の小さな船でした。

 

既にカモメ達が待機して人間を待っているのだが、帰ってくる船をみれば分かるが エサをくれる船にずっと付き従って飛んでいる。

手から直接食べてくれる。

松島の景観そのもの素晴らしいのだが、個人的にはカモメにエサをやりながら写真撮ってるのが楽しかった。

鳥はいいねぇ。

 

その後陸に戻り、お寺の方へ。

時間的にもう閉まってたんだけど、廃虚っぽいすぽっと見付けて心が踊ったんだが、納骨とかする為の所っぽくて、心踊ってる場合じゃなかった。

 

余談だけど、日本三景の中で『宮島』は何回も行ってるのに、京都に住んでいて『天橋立』は行った事がない。

仙台の牛タン

元々の予定の1つとして、仙台で牛タンを食べようというのがあった。

気軽に入れて美味しい店ないかとtwitterで聞いたら 利休は美味しいし チェーンだかそこらにあるよ との事で、仙台に戻って食べる計画だったのだが。

松島にも利休があるという事で、仙台に戻る手間を省く事ができた。

(ただ  公園あたりを回って伊達政宗の銅像なんかみたりしながらブラブラしようという計画はまるまる無くなったが...

いやー 牛タン美味いわー。

関西の方でも牛タンの店がないではないけど、なんでこんな美味しいものの店が もっと全国に広まらんのかねぇ。

生産的にも、そこまで地域に縛られる食べものとは思えないんだけどなぁ。

 

1皿4切れってメニューに書いてるから多めに頼んだら4切れを切った量がハンパなくて困った初心者アカウントがこちらになります。

 

もう動けないくらい食べたけど、こっから俺が運転なので この日の宿である飯坂温泉へ移動。

飯坂温泉

鳴子、蔵王に続いてこけしで有名な地でもある飯坂温泉へ。

飯坂の地域そのものの話は明るくなってから歩いた翌日の記事に譲るが、泊まった宿『華滝』は 建物の自体の古さをカバーする程こころ遣いの行き届いた宿でよかった。

後、例によって例のごとく建物の中でemobileの電波が入らなかったので、外に出てたんだが、星が半端なく綺麗でなー。

近場で星みれる所ほしいなぁ。

 

後旅館で懐しいもの見た。

被災の影響で地デジ化所じゃなかったから、まだ以降が終わっていないらしい。

ひょんな事から震災の傷跡をまた一つみつけた。

 

 

この日の移動距離：222km

前日も山形-宮城-山形と異常な感じだったが、また山形-宮城-福島といった辺なルートに...