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秋の京都をぶらぶらと秋の京都をぶらぶらと

早いもんでもう月末ですね。

blogのペースが戻らないのは読書のペースが戻らないからなのかなーと思っていますが、ここは別に日記なんだから日頃のよしなし事を書きたいなぁと思いつつ、いつもなんだか固い感じになってしまいます。

 

さて、秋です。  秋の京都です。

というか秋は一瞬で過ぎさって、もう冬の寒さに近いですね…

 

先週、寺社めぐりの途中で 哲学の道で今シーズの初お善哉を食べたんですが、寒いのは辛いけど美味しいものが食べられる季節なのはありがたいものです。

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「ご存知も中」で有名な仙太郎の善哉なんですが、賑う1階と違いカウンターだけの2階はとても落ち着いた空間で、読書でもしながら1日過したいなーと思わせる場所でした。

哲学の道の方にお立ち寄りの方は是非に。


今年も秋の京都非公開文化財特別公開の時期でした。

実はもう終わっちゃったんだけど、今年は個人的な日程と天候が合わなくて1個所しか回れなかったよ(´・ω・`)

その唯一行けたのが妙法院。

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残念ながら中の写真撮影が禁じられていたので内側の写真はないんだけど、日本の建物が好きなら、あの庫裏の内部は一度目にして欲しいものですね。

惚れ惚れする。

あと、奥に所蔵品の展示コーナーがあって、照明とかけっこう残念だったけど 置かれてる品々はどれも見てて楽しめるものばかりだった。

茶道具とか蒔絵とかとてもいいですなぁ。

 

あと京都国立博物館でやっていた『細川家の秘宝展』もチケット戴いたので見にいったんだけど、ほんとに多岐に渡る展示で凄い良かった。

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その展示数は

元々刀剣目的でいったので、刀剣が良かったのは当然なんだけど、他にも茶道具の数々や書道道具、それに能に関するモノなど色々。

能にけっこう興味が出たので、いつか見にいってみたいねぇ。

 

そして冒頭の善哉の時間に戻るんだけど、水曜日の敬老の日にお誘いをうけて これまた特別公開をしていた『廣誠院』と『霊鑑寺』に行って参りました。

どちらも現地で戴いた冊子を同行者に預けたまま帰ってしまったので、資料がなくて詳しく書けないんだが…

まぁ書ける範囲で。

 

廣誠院はこれまた撮影禁止なので写真がないのだけど、御池の京都市役所からほど近い所にあるお寺。

お寺ではあるんだけど、元々は個人の邸宅だったもので建築的に他のお寺なんかとは全然違った。

自らの邸宅としてこれを建てたのは伊集院兼常という、有名所だと鹿鳴館の建築に従事した明治の実業家。

 

その庭は高瀬川から川を引きこみ水を活かした本当に美しい庭で、またそれを楽しませる工夫をこらした建築とで相乗的に素晴しい空間だった。

写真とれなかったのがほんとに惜しい。

特に茶室は、流れる川に浮かぶ船に見たてて作られてるんだけど、他で見た事のないような構造をしていて面白かった。

写真とれなかったのがほんとに惜しい。

 

最後に霊鑑寺。

こちらはお庭の写真も沢山撮れたので写真つき。

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まだ紅葉にはちょっと早い感じではあったけど、既に朱色を美しく主張している木々もあって、嬉しい感じだった。

京都はまだ北の方に上らないと紅葉しきってるとは言い難い感じですね。

この写真に写っている庭のスペース、ほんとは池だったっぽいんだけど、だいぶ昔に枯れてしまったようで苔がむしていた。

これはこれで風情があるが、池に反射する朱色の葉も見てみたかったねぇ。

 

苔むしているのは何も池の跡だけじゃなくて、ここはほんとに苔の綺麗なお庭だったね。

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苔も種類の違いもあれば光のあたり具合による成長の差もあってか、どこも違った表情を魅せていて面白い。

 

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そして散った花弁も、それを彩る。

ここはツバキの仲間が多く植えられていて、その種類は30にも上る。

どれも咲く季節に違いがあるから一面のツバキって感じではないんだけど、逆にいつ見てもどこかで花が咲いているよう。

ただし残念な事に今回は"特別公開"であって通年の公開ではないので、中々別の表情が見られなさそうなんよね。

 

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ツバキに紛れ、凛と咲くツワブキ。

 

行った時間帯がとても良かったようで、とても静謐なお庭を静かに堪能できた。

(書院の方は書院の方で永徳、元信、応挙の襖絵が見物でした。

 

そしてまた週末ですね。

今週末はより一層 紅葉が綺麗だろうなーという事で、またブラブラしてきます。

ほんとに桜の時期と紅葉の時期の京都は心踊りますね。

 

これで人ごみさえなければいいんだけどなぁ…というのは流石に贅沢か。

独り占めしたい。

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