長くなったので後編に分けてみました。
ネカフェわりと回りがガチャガチャうるさいので、いつもバス旅で持っていってる耳栓持ってくるの忘れたのに後悔しつつあります。
とりあえず置いてあるヘッドフォンつけて寝てるけど寝返りとかうてなくて辛い。
色々と次回に活かしたい教訓が生まれていっているので、次回に活かしたい。
次回あるといいね!
さて前回に引き続き2日目。
夕方になる少し前くらいまではずっとうどん食って巡ってたんだけど、そっから懐しき観音寺に向かいました。
2日目の目的地ではあったわけけだけど、行こうと前々から決めていたとかではなく、
四国に渡るフェリーの中でツーリングマップを眺めながら決めた目的地です。
観音寺に何があるのかって言うと観光地的な意味でもそれなりに色々あるはあるんだけど、それよりも4~5年前の思い出の地であるというのがデカい。
まだ二十になったばかりくらいの学生時代の夏休み、友達と3人で免許合宿に訪れたのが観音寺でした。
懐しい地名に引かれて、距離的にも丁度良さそうだったので軽い気持で目的地に設定してみた。
そもそも今回の旅に目的なんてものはなくて、ただ「自転車で一度旅がしてみたい」という思いがあって日だけ開けていて。
こないだのツーリングで100kmって距離を実感したんだけど、普段電車で遊びにいってる三宮まで70kmもない事に気付いた。
日本って思っていたよりも狭いんだな、と。
なので当初は行きから輪行する予定だったのを三宮まで走る事にしたりした。
前にのぞむが2日で東京まで行ったって言ってて、ヘタレな俺には出来ればあと1日ほしい所だけど、自転車で行こうと思えば国内ならどこまでもいけるんだなって思います。
回りに自転車乗ってる人だと、こないだ紹介した本にライターとして記事を書いてるむむさんやら、ハチクロに影響されて千葉から北海道の端まで行ってしまったヤマタケやら。
割と皆長距離の旅をしたりしてて、うらやましいなーと思っていたので今回の旅は念願叶った感じでもある。
(まぁ適当装備のネカフェ旅ですが
自転車で走ってる時イヤホンで音楽をながしてる事が多いんだけど、山の中を一人で走っている時、ふと無音になった時に聞こえてくるのが鳥の声だけだったりして思わずイヤホンを外したり
田舎に立ってる、よく分からないセンスの看板をみつけたりとか
沈む西日と併走して走っていて、ふと目にうつった農水用の広い溜池の反射が美しかったり
同じような色の続く田んぼばかりの光景に、たまにハッとするような美しい花が現れたり
俺はいつも皆でわいわい旅をする事が多いんだけど、一人旅には一人旅の良さがあって
昔ゲストハウスを転々としてた時は(ある種強制的な)出会いの旅だった。
今回はネカフェを泊まり歩いてて、そういう出会いもないし、旅先で服装をみて自転車旅か?と話しかけてくれるおっちゃんらとの会話くらいしか無いわけだけど、それはそれで一期一会な感じで楽しい。
観音寺についた。
そこはどこまでも懐しい光景で
記憶の中となんら変わる事のない場所で
みんなで通った温泉にたどりついて、体を休めたわけだけど
あの頃ともに騒いだ友達は今だれも側にいなくて、無性に寂しくなってしまった。
夕日の時間に合わせて到着した甲斐もあって、立派な夕日が見れた。
わいわいした旅に慣れてしまったので、こういう風に体を落ち着ける場所に来た時に回りに人が居ないのがとても寂しくて、
この日は観音寺で宿をとって懐しい場所を朝から巡ってから旅をするぞっと思っていたんだけど、それすらも辛い事のように思えて観音寺をあとにしてしまった。
日も沈んだ国道をひたすらに走って愛媛に入って、メシ食う所が無くて、宿になりそうな所もなくて、
野宿かなーと思っていたらネカフェとか飲食店の並んだ場所に辿り着けた。
ネット落ち着くわー。
観音寺にはまたあらためて車で行こうと思う。
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