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自転車旅 4日目 その1 平山郁夫美術館、船

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布団で目が覚めた。

民宿の朝食は6時半とそこそこな早さ。

でも自転車旅には丁度いい。


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宿の朝食はどれもご飯に合うもので、ジャーは机に置いてあるのでおかわりは自由。

自転車旅にはほんとにエネルギーが必要で、朝や昼は普段の3倍くらい食べてる気がする。

夜は逆に食う元気すらない時もあるが、、、


今日は4日目。

目的地の尾道は船で渡ればすぐだ。


ご飯食べたあと部屋でゆっくりしてたらゆっくりしすぎたわ。


という事で8時半とかに支度しはじめて出立。

宿を立つ時におかみさんからハンドタオルと板チョコを戴きました。

優しさに打たれる、また来たい。


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さて、これを渡れば尾道である。

一応の旅のゴール地点まで10分程度の距離なわけだけど、尾道に入る前に行きたい所がもう一箇所あった。

生口島にある『平山郁夫美術館』だ。


4年ほど前に旅した時にもここは何度か通りかかっているのだが、毎度閉館時間で、そして昨日も通ったのは夕方で閉館しており時間もなかった。

縁がなかったと諦める事もできるけど、この日の予定的に移動距離が少なく自転車があまり漕げなさそうだったので、戻って美術館に行く事にした。

なによりも、晴れた午前のしまなみ海道を走りたかったというのもある。


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再び戻ってきた因島大橋。

外観写真とってなかったのが悔やまれるが、ここは3日目のエントリには書かなかったけど唯一橋の下を走る面白い構造してる。

上で車走る度にガタガタいっててちょっと怖いw


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次は生口橋。

今回の目的は生口島なので、これで橋は最後。

走り出しは快走かと思ったけど、意外と昨日の夕方よりも速度が出せずに難儀した。

もしかしたら足の疲労が蓄積してきていたのかもしれない。


走るのは気持良かったし、生口島まで戻るのはしまなみ海道の全行程の5分の2程度なのでそんな距離はなかったけど、けっこうくたびれた感じ。

しかし、それだけをしてでも戻る価値がはあった。


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平山郁夫という画家を知っているだろうか。

日本画に興味がある人なら知らない人はいないと思うが、絵に興味がない人にはさっぱり聞き覚えのない名前かもしれない。

功績やら何やらはgoogle先生に譲るとして、初めて行った院展にて展示されていたシルクロードの壮大な絵を見た時の衝撃は相当なものだった。


今回もそのような絵が見れるものと足を運んだわけだけど、いい意味で期待を裏切られた形。

もちろんシルクロードやアジアの諸外国の展示もあるんだけど、それよりもそこで見れるのは郷土の画家としての姿だった。

しまなみ海道の各島々、橋をのぞむ絵。

そして尾道。


生口島出身としてここに美術館が立てられているのは知っていたけど、まさかここまで地元に根付いた絵が展示されてるとは思ってもいなかった。

(ちなみに山梨にも平山郁夫の展示をやっている美術館があって、そっちにはアジア系のが並んでる感じなのかな。


個人的には橋の絵達がすげー好きで、こんな絵を書きたいなと思う。

タッチも普段の日本語のスタイルとけっこう違って面白い。


大三島にある大山祇神社の絵もあった。

今回の旅では立ち寄れなかったけど、とても惹かれる絵だったので、次くる時には立ち寄りたい。


さて、美術館を後にした俺は船に乗った。

尾道まで、もっかい普通に走ってもいいんだけど2時間くらいかかる事考えると尾道の滞在時間が減っちゃうので短縮短縮。


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ニューみしま。

何か所かを結ぶ連絡船で、けっこうスピードが出る。

でも端から端、生口島から尾道までだと800円とかする。

自転車もってるとさらに+150円。

けっこうかかるね、、、


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自転車は乗車口に固定してもらって、いざ中へ。


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中は思った以上に広くて、座席は電車みたいな感じ。

速度出る分それなりに揺れるので酔いやすい人は注意。


40分くらいで尾道に着きます。


┗|┳|┛<ウオオオォォォ!!!

尾道降りたったぞーーーーー。



という所で今日はここまで。

尾道の記事と、その後の話しは次回に分ける。


旅の終わりも近い。

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