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「アルフォンス・ミュシャ展」を見てきた

なんだかんだで、どこそこ行った系の記事に戻るタイミングが見出せないんだけど、

書かないと開催期間が終わっちゃいそうなので、ちょこちょこ書いていきます。


先日TVでCMやってるの見かけて開催を知ったので、友達誘って堺市に来ていた生誕 150 年記念アルフォンス・ミュシャ展を見にいってきました。

堺市は元々ミュシャの常設展示をやっている堺市文化館があったりと、ミュシャのコレクション所蔵が多い地で、今回は早起きして、展示を両方まわろう といった感じでした。

博物館の方は朝のうちはまだすいてたけど昼には混んでたので、連休いく人は気をつけよう。


ミュシャ展は天保山サントリーミュージアムと京都駅美術館で開催されていた時にいっているので3回目。


そういえばサントリーミュージアム閉鎖しちゃったらしいね。

アクセスはよくないけど、場所は好きだったんだけどなぁ。


生誕150年記念アルフォンス・ミュシャ展

まずは堺市博物館で開催されている巡回展『生誕150年記念アルフォンス・ミュシャ展』。

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何か外から見ると体育館みたいな建物だなーと思ったけど、中が輪みたいな感じになってて面白い建物だった。

展示内容はかなりの量でけっこう時間かけて堪能させてもらいました。

有名なポスター画やお菓子の箱の装丁とか、装飾について描かれた本とか他所でも満た事あるけどあらためて見ると楽しい。

中期の4作セットになったポスター(芸術4作とか季節4作とか)って色々あるんだけど、その辺のシリーズでも僕は『四つの宝石』ってのが好きです。

今回もちょっと奥まった所に展示されたけど堪能させてもらった。

特にエメラルドとか背景とか回りの装飾とか含めてかなり好き。


あとブロンズ胸像である『ラ・ナチュール』がありました。

これ堺市の所蔵らしいんだけど、普段常設展で出してたりもするみたいで日本すげーな。

ほんと美しくて見蕩れてしまった。。。


後期の頃に描かれたものってあまり見かける機会がなくて少ししか知らなかったんだけど、

今回アメリカ時代の絵が数点飾られてたんだけど、すげー良かった。

特に気にいったのが『クオ・ヴァディス』

状態がすげー良いので、ほんとに生きてるような絵だったわ。


友達はそのちょっと後の時期に描かれた『スラヴ叙事詩』の連作がグッときてたよう。

でもポスター画とかと違って、後期の絵はショップにポストカードとか関連アイテムが並んでなくて寂しい。



最後にちょっと常設の堺市の展示をふらふらみて、ショップで色々買って脱出。

図録は友達は買ってたけど、俺は今回はパス。(ミュシャ展の別の図録1個手元にあるしね)


アルフォンス・ミュシャ生誕150年記念 知られざる制作の秘密 展

移動して昼食を取った後に行ったのが堺市文化館の4階にあるアルフォンス・ミュシャ館。

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こちらはアルフォンス・ミュシャ館の名の通り通年してミュシャの企画展示をされている所です。

堺市はミュシャの作品を世界的にみてもかなりの数を保有していて、博物館の展示も半分くらいがここの所蔵品だったりします。

特に博物館の方に貸し出されてる『ラ・ナチュール』やミュシャのデザインしたアクセサリーである『蛇のブレスレットと指輪』なんてかなりレアモノな気がしますね。


まぁでも、今回の巡回展への貸し出して普段の展示と少しベクトルが違った感じになっているみたい。

下絵とかもがけっこうあるんだけど、下絵と完成図での作品の違いとかを比較できるようにしてあったりして面白い。

あと切手が展示してあったり、ミュシャデザインの紙幣なんかも展示されてた。


最後にアンケートとか答えたりしつつ脱出。

館の2階の入口の所に装飾資料集の全ページの写真が乗ってる本とか置いてあって読めるんだが、超欲しいが17,000円とかで死んだ、、、


与謝野晶子館&『日本のアール・ヌーヴォー』展と、、、

文化館には他にも与謝野晶子館があったり、常設のギャラリーでの展示コーナーがあったりします。

与謝野晶子館の方はさらっとみたんだけど、10年以上かけて書いた源氏物語の訳が関東大震災で焼失してしまい、3年かけて書き直したってのみて、話的にタイムリーだったのもあってぐわぁっときた。


ギャラリーの展示の方は、ミュシャ展に合わせてか、アール・ヌーヴォー期の作品を全面的に取り扱っていて、ミュシャも展示されてるしちらほら名前をみる画家の絵が展示されてる。

中でも気にいったのは、チラシやポスターにも使われてる島成園の『6月 夕涼』。

けっこうこの手の美人画に弱い。



最後に、この記事用に撮った写真整理してたんだけど、最初の博物館外観の写真開いたら

顔認識されててふいたw

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