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『西の魔女が死んだ』のオンライン試写会を見たよ

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Yahoo!動画に『おうちで上映会』というサービスがあるのを知りました。
オンライン試写会が見れる。

試写会って事で当然ながら公開前の映画なんだけど、普通に全編見れる。
ただ条件があって、抽選のスクラッチをクリアしないと見れない。
当選したら24時間以内に見ないといけない。
(外れても24時間待てばまた挑戦出来ます。

で、やってみたら当選してしまったので、夜中の3時から見始めました。
いやー24時間制限ってうまい事出来てるわ、見ないといけないと思えるし、2~3日だったら明日でいいやの上に忘れる。

せっかくだからPCからTVにハイビジョン出力して見た。
40インチで映画館気分ヽ|'◇'|ノ


原作に出逢ったのは確か新潮文庫の読者が選ぶランキングで1位とかそーゆーポップを見ての事だった。
梨木さんの本との最初の出会い。
今では文庫化されてるのは殆ど読んでるくらいファンです。

特にりかさん、からくりからくさの連なりが好き。

映画化を知った日に試写会を知って当選したので、読み直しなんかしてない。
ので、細かいディティールまでは覚えてないので比較とかは出来ないんだけど、逆におおまかなディティールしか覚えてなくてちょうどよかったかも。


さてこっからは作品の核心には触れないけど内容に触れるので、ネタバレってか中身の話を見たく無い人は読まないようにね。


あたたかく柔らかい。
読んだ後に優しい気持にしてくれる梨木さんの本に負けず劣らず、優しい気持にしてくれる映画でした。

梨木さんの小説の雰囲気、空気を再現するというのはかなり大変だろうなと思う。

原作を読んだ事がある身としては、序盤での違和感が凄かったんだけど、途中から慣れた。
映像的な部分が、現実すぎて、リアルゆえに違和感があった。

ほんわかしたあの空気が現実の映像として目の前にあるんだから、そら違和感もある。
けど、その違和感の一番の主、想像とのギャップに慣れてしまえば大丈夫。

でも何かキム兄だけは前半はコメディチックな違和感があったがw
ってかゲンジだけは想像とのギャップが半端無くて飲込めなかったわw
もっと無口が板についた感じの、渋い壮年をイメージしとったからのぅ。


さて、映像ってのは凄い。

俺はハーブの知識なんて無いし、花の名前が出てもどんなのだか思い浮かべられないのがいくつかある。
それはそれで想像する楽しさはあるんだけど、花なんかの下りはどんなものか知りたいってのがあります。
これで香りまであれば二重丸だったんだけど。
(多分、庭やベランダ、そしてキッチンに行けば見付かりそう。


オープニングのサンドウィッチのシーンや野苺ジャムを作るシーン。
小説読んで想像していたより、凄い大変。
そもそもあの小さな野苺をあんなに積むなんて。
ふはー。
スローライフが描かれてる作品ってどうにも理想的に見えてしまうんだけど、現実は厳しいだなや。

「とりぱん」なんかで山菜のアク抜きしてるシーンとかで感じる、大変さと同じようなものが伝わってきた。


ニワトリのシーンやばい。
リアルすぎてこわい。

後、高橋克実。
こんな郵便屋さんなんて居たっけ?


森が急変するシーン。
あーゆーシーンは映像化されるより文字で見た方が芯に来るかなっと思った。


それにしてもジャムも野菜もトーストもハーブティーも全部美味しそう。
見てるとモーレツにトーストが食べたくなるので、覚悟するとよいよ!!!


最後に一言。
映画の画面の右下に常に「Yahoo!JAPAN」って書いてあってテラシュール。

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