見てきたよー。
感想はいつも通り月並におもしろかったと書いておきますが、何だろう何か後にひくものがあるなぁ。
スッキリしない終わり方の映画を見て後々引き摺ってるんじゃなくて、何かこうスッキリしすぎていてあまりに違和感が。
内容分かりやすいんだけど。
原作読んでない前提知識が映画館のCMだけの状態で見て、前半混乱した所もあったので、もっかい見なおしたいかなー。
とりあえずAmazonで原作全部注文しといた。
表紙は前の無地っぽいののままの方がよかったけど、致し方ない。
原作注文しようと思ってAmazonで検索したら何故か検索結果一覧に「おもいでエマノン」が出てきて、あーと思ったりした。
。
このスッキリしない感じはループの閉じ方の所為なのかしら。
絶対的な存在からの脱却を試みたのに、それは失敗してまたループの中に戻っている。
でもラストシーンでの草薙はオープニングでの函南への応対と違ったし、ループからの脱却してるようにも見えたけど本質的な脱却出来ていなくて、あくまでも函南がティーチャーと戦う前に言っていた"日常の中での違い"なのかなあれは。
君は生きろと言われて、終わりたいという意思に抵抗して、その延々に続くショーの中での変化を生き続けるというラストか。
そもそも殺してくれと頼んだジンロウと函南はほんとにループしてるのか。
まぁそんな瑣末な所を無視して主に経験の所でループしてるのだろうけど、別人なのか同じ個なのか。
続いてるけど続いてない感じが
それはそうとミツヤが救われないねぇ。
後、トキノはいつからあそこに居るんだろう。
どれだけの間作戦を続けていて、何人のユーイチを見てきたんだろう。
他の子供達と絶対的に違う傍観者というか逸脱した位置に居た彼は何なんだろう。
ダイナーの前に座ってた爺さんの意味も気になるのだわ。
原作にも出てくるのかしらね。
も一個疑問、
キルドレは経験を引き継いで生産しなおされるみたいな感じだったけど、完全に四散してても引き継げるんかな?
湯田川が海に沈んだのもあったけど、オープニングシーンで脱出したキルドレがティーチャーに撃たれるシーンやら、ラストのコックピットの血とか。
再生されてまた出荷されてくるだけのキルドレをわざわざ破壊しているのは、ループを終わらせる・もしくは止める事が出来るからなんだろうかな。
四散してしまった場合は前の個体の情報で再生されてる? ならその四散した時の個体の経験は引き継がれないのだろうか?
声の事とかも少し。
メインの二人の声がキャラには合ってたけど絵には合ってなくて最初に違和感っぷりが何かあ。
まぁCMでさんざ感じてた違和感なんだけど。
ただ、中盤から声の不安定さが子供っぽい草薙の不安定な所にマッチしてて良かった。
まったく関係無いけど、大量に生産される子供達による代理戦争的な設定の作品って他になかったっけ。
既視感ではないけど、何かどっかで見たような記憶がチラついて仕方ないんだけど( ´-`)
こーゆー構図の作品ってけっこうあるんかなー。
例えばからくりサーカスの"自動人形としろがね"とか?
同じ姿、同じルーツを持つ別の人間的な話だと蟲師の『沖つ宮』(生み直しの話)とか。
ループする生れ変りの話は・・・んー記憶にないか。
そういえば原作読みたいのもあるけど、俺押井作品全然見てないなーと思う。
とりあえずループ繋りという事でビューティフルドリーマーが見たいです先生。
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