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映画『君の名は。』を見てきた

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久し振りに日記を書こうと思ったのだが、前回記事から2年も空いてる事に気付いてちょっと驚愕です。

 

まぁレビュー記事とかじゃなくて日記なのでただの感想なんだけど、つい最近『シン・ゴジラ』見て楽しかったのに、

また大好きな映画に出会えたので、どっかに書こうか...そういえば blog とか持ってたわ という流れ。

最近また写真整理しはじめたし、旅行記事とかも書きたいんだけどね。

 

ここからは作品のネタバレがあるので、ご注意ください。

(とくにネタバレ避けて欲しい作品でもある)


感想なので「超面白かった」(小並感)で終わってもいいんだけど、とりあえず映画見た直後の tweet 貼っておきますね。

ネタバレを極力避けたかったので、こんな形になったけど、

この9年が『秒速5センチメートル』が世に出た2007年の事で、14年が『ほしのこえ』が世に出た2002年の事であるのは、

同じく新海作品が好きで、今作を見た回りの友達に(伝わる人にだけでも)伝わればいいな っと思ってこんなんなりました。

 

とくにラストのすれ違い。

ここまで来といてそれだけは無いよね っと泣きそうになりながら見てからのラストだったので、

何か『秒速5センチメートル』から9年越しで解答を得たような、そんな気持ちになった。

ありがとうありがとう。

 

観賞中、 ホロッ とくる所はあっても、ダーって泣くような事はあまり無かったんだけど、最後のあのシーンの後のエンドロールで、

涙がじわじわじわじわと浮き出てきて、パンフとかグッズとかに並ぶ余裕すらなく、この喧騒の中(休日のイオンのどちゃ混み感) に居られないっと映画館出て自転車で、どこか静かな所に向かって走りだしたくらい。

 

 

静かな所

静かな所に着きました。

そこで既に出てるインタビュー記事なんかを追い掛けたり、すでに鑑賞済みの同窓と LINE で話したり。

暗くなったので帰って iTuens でアルバム買って、曲聞いて無いていてもたっても居られなくなってカラオケ行ったり。

 新海作品カラオケ

『きみのこえ』入ってなかった(´・ω・`)

 

この日元々の予定だと映画見た後西京極に天皇杯1回戦見にいこうと思ってたんだけど、そのような空気は消え失せてしまった。

完全に作品の話しじゃなくて自分の話ししかしてない。(まぁ日記なんだけど

 

すでに見てる人前提なので、あらすじとかももうすっ飛ばすけども。

実の所見に行くかギリギリの所まで悩んでてて、『シン・ゴジラ』行った時に予告で見える範囲だと、

今迄の「静けさしかない!」って感じの作風と違って大分わいわいしたエンターテイメントな空気を感じたのです。

 

それが別に良い悪いとかじゃないんだけど、最近テレビ由来でネットでも話題になった 共感性羞恥 持ちなので、これ絶対辛いやつだなー っと...

まぁ実際の作中でそーゆーシーンは "そこまで" 出てこなかったので、序盤ちょっと うっ てなった以外は楽しく、しかも没頭して見れたんだけどね。

入れ替わりものだし、お互いを演じるの失敗して あーー ってなるシーンは予想してたんだけど、そーゆー所は入れ替わりの説明的な序盤のシーンを除くと、驚くほどバッサリ削っていたように思う。

(その分 その辺の補完が中心になってる『Another Side:Earthbound』の第一章は割りと読んでて辛かったです。)

小説では、三葉の生活を送る時の瀧に関しては、ある程度開きなおる事で回りに「そんなもんかな」っと納得させてた、

とあったので、作中だと動機は語られてないけど そんな空気だったので、安心して見られたのかも。

(無理に演じてあってなかったのが良かった。)

 

あとはこーゆーギミックある作品って伏線を見付けようと考えながら見ちゃう事があるんだけど、

今回は完全に入れ替わりの方のギミックしか意識してなかったおかげで、時間の方は全然気付かず見れてた。

唯一違和感というか「んっ?」ってなったのは、あんだけ三葉側で話題になっている彗星の話しが、

瀧サイドでは話題になってなかった点だけど、コレに気付いたのも三葉の「夜はちょうど彗星が見れる」って日記に瀧が不可解な反応を示したトコだし、

完全に演出意図の通り違和感を持たされた感じがするので、全部監督の掌の上に乗っていた感がある。

  

逆に気付けるような伏線が無い事が違和感になった人もいるようで、それぞれの世界を過してたのに、なんで3年ズレてるのに気付かなかったんだ とか。(とくに曜日のズレとかね)

言われてみれば そうだな っと思うけど、観賞中はそこまで意識が行かなかったので没頭できてたという事なのかな。

(観賞中の違和感というか、自分だったら...的なのだと、まず入れ替わった時点で学校にもバイトにも行かずに家に引き込もってると思ったので、「強ぇーなこいつら」っと思って見てました(呑気

 

もう一個意図的なミスリードにひっかかった(?)と思ったのは上京した日と祭の日。

髪が短かくなってて「なんだなんだ」っと思って見ていたら、時系列がハッキリしてから、

思い立って東京に行く所が後から来たので、シーン自体は もう「今会いにいっちゃダメ><!」という気持ちでつらい...つらい...(共感性羞恥が...)ってなって見ててそこまでは良かったんだけど、

その後、真実を知った瀧が口噛みの酒を飲んで戻った所で既に髪短いので、ちょっと混乱した。

 

「1日学校休んだけど御祭へ」→「思い立って東京いってた」 だったので1日の出来事だと思ってたんだけど、

それだと瀧が結果を書き換える為に奔走できる猶予が無いので別に日になってんだな とは思うが。

他の人はあそこ混乱せず見れてたのかなー という所はちょっと気になる。

 

今考えるとテッシーの電話には2日連続休んだ的なニュアンスなかったし、祭の夜に髪切った姿に相対した時も「昨日休んでる間に何かが...」的なのに二人とも結び付けて考えてなかったので、監督が意図してそこで気付かせないようにしてたのかなとも思うんだけど、どうなんだろ。

違和感が気になったとかじゃなくて、そこ混乱したなー くらいなんだけど。

※「明日がピーク」って彗星のニュースで前日の話しだと気付ける みたいな指摘を貰った。

※承前)「デートの夜 ちょうど彗星が見えるね」みたいな日記で、デート当日=彗星の日だと思ってんだけど、瀧はデートで休日なのに、皆を避難させる為に計画立ててた日は登校してたよなー。

※承前)「翌日デート」の日記を残した翌日に上京してる髪切ってるなら、三葉の時間が丸々1日ズレてないか?入れ替わりと入れ替わりの間の日の間隔は同期されてなかったって事かしら?

※結論) もっかい見るしかねぇーなぁー!

  

思い返してると気になる事いっぱいあるよね。

あの世界色々巻き戻って記憶からすら消えちゃったけど、電車で託された組紐は、カタワレ時に三葉の手に戻って、唯一物理的に3年の時を経て残るものなんだよなーとか。(あと多分マジックのインキも)

最初の校庭での巻き戻りの後、瀧くん自身が三葉の名前を思い出せなくなった時って、スカートの刺繍とか奥寺先輩が(中身が三葉の)瀧と過した記憶とか消えたり改竄されちゃってるのかな とか。

奥寺先輩といえば最後の薬指の指輪もうちょっとで気付かなかったくらいなので、そんくらいぼんやり見ていると、気付いちゃいけない所まで気付けなくていいのかもしれない。(大事な演出を見逃しかねない)

 

映画見た直後でもないのに、話しに脈絡を作れないでいる_(´ཀ`」 ∠)_

まぁ何かまだ自分の中で消化しきれてない感じがする。

 

 

とりあえず今迄他作品の聖地巡礼を色々やってる身としては、今作もやりたい!という気持ちが強い。

来月都内行くのでこのスタンプラリーと階段巡りをまずやろうと思ってて、(特定されてたら)カフェでパンケーキ食べたいな ってくらいだけど...

あとは毎年1月に飛騨高山にスキー旅行に行くのが恒例になっているので、今は幹事と聖地巡りの算段を話している所です。(これも元々は『氷菓』の聖地巡りベースみたいなもんだったが)

 

今小説読んでて、これが終わったらまた劇場行こうかな。

この記事にもっと追記したくなるかもしれないし、また別記事書くかもしれない。

 

やれるだけのサービスを詰め込んだ作品をもう1本、2本作れたら、次に進むべき道が見えてくるような気はしています。今作がスタートラインのような気さえしていますね。

ってインタビューにあったし、これからの新海作品にも期待が膨らむ。

今の時代に新海作品に出会えて幸せやのう。

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