最近ぜんっぜん映画みにいけてないんだけど、これは見たいなーと思ってたので、先日 友達と見てきました。
例によって例のごとく事前情報は何も見ず、最近は映画館に来てなかったので予告編すら見てない。
俺の中でのイメージはポスターで見かける 草原に二人の犬耳ついた子供を抱く母のイラストのみ。
ってか、てっきりファンタジー系の異世界が舞台の話しだと思っていた…
賛否が出ているようで、レビューとか読んでると面白いですね。
自分の観測範囲に流れてくるのは否定的なレビューのが多いみたいだけど。
主人公は「こうするべきだった」、「こっちが正しい選択だった」みたいな記事が大半なんだけど、
みんなは正しい行動を取る登場人物だけの映画が見たいのかな。
「こういう選択肢を取ったお話」ではなく、一見正しいと見えるけど間違った (とレビュワーが考える) リスクが高い選択肢が (賛否あるにせよ) 納得のいく未来を見せちゃってるのがマズいという話しなのかな。
まぁ政治と宗教と育児の話しは避けて、そういうのはちゃんと観てる人に任そう。
以下、ネタバレ含むかも。
感想
基本的にネタバレを避けると面白い映画だったなー。 くらいの感想しか吐けないのだけど、
全体的な印象としてはちょっと物足りなかったかな。
見てよかった と思うけど、もっかい見たいか と問われれば no と答える程度。
大抵の感動系映画でボロボロ泣いてしまう、自分でも涙腺緩い方だと思う俺が、なんか冷静なまま最後まで見てしまった。
多分見る方向が間違えて終盤で混乱してたか やっぱり物足りなかったんだと思う。
花の事、雪の事、雨の事。
全部やるにはちょっと終盤の尺が短すぎた。
花の物語に属するんだろうけど、都会でのシーンは長かったし、じいさんのかけあいがすげー面白かったけど農家の人達のシーンも多かった。
ただ都会で花が苦労してるシーンは、冗長で退屈だったわけではなく「早くポスターにあったみたいな田舎に逃げて>、<」 って感じでドキドキしなが入りこんでみてたので面白くはあったんですけどw
成長してからが3人の物語 というか雪の物語と、花と雨の物語が進行していて、
先に雪の物語に決着がついて、あの窓辺のシーンで俺の中で映画的に収束してしまっていて、
雪よかったなぁ… っとなり (ここで一番泣きそうだった)、
その後の雨の方には何か入り込めないまま、えっ あぁ、そうなるのか。 みたいな感じで終わってしまった。
それぞれの道があるというので2ルートある中で、最後に持ってきた構成からも監督がメインに描きたかったのは多分 雨の方の話しだったのだろうけど( ´-`)
お互いの道を歩み始める最後の所まで姉弟の話しをリンクさせてくれれば良かったんだけど、雪にとってキーは花ではなく草ちゃんだったし、同じ場所には置けねぇよなぁ。
っとまぁそんな感じで面白かったけど、多分俺向きの映画ではなかったんだろうな という形で納得している。
そういえばパンフ買ったんだけど、制作サイドの色んな人のインタビューが載ってて面白かったので、映画みた人は読んでみると良いと思うよ。
映像的な所だと映画開始早々、花が歩いてるシーンでCGっぽさがバリバリ出てて違和感あったんだけど、なんだかんだで見てるウチに慣れたね。
あの辺のシーンの制作の話しやら 雪原をかけぬける所の話しやら キャラクターデザインやら衣装、あの古民家の話しとか色々と面白かった。
映画見終わった後、ご飯食べながら友達と感想の話しとかしたんだが、あまりまとまったラストの感想が言えなくて、うーむ…っと思ってたんだが、
改めて考えると、ラストあんまりちゃんと見てなかった所為だな…
っと、これ書いてて気付いたんだけど、俺 映画の代金 払ってないわ。
今度会う時にでも支払わねば…
あと、それに気付いてから思い出したけど、京都シネマの会員更新時期の締め切りが迫ってる。
ここ半年分のチケットは序盤で使いきってる程度には見てはいるんだが、ここ2~3ヶ月行ってないし更新するか迷う。
見にいく為の理由付けとしてはいいと思うんだけどね。
どうせ今週末暇だし 行くか…。
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