今日も今日とて、遅刻ギリギリの時間に家を出たわけですが、いつもと違うことがひとつ。
今日はポケットの中身に変化があって、胸ポケットにはデジカメがおさまっています。
デジカメを持って、日常を生活するのは初めてなわけだけど、意識の変化というのはけっこうあったりした。
カメラを意識して走っていると、必然的に被写体を探すような視線になる。
普段は、障害物と舗装の荒れを見ながら自転車をこいでいたけど、今日は木々や花々、一風変わった建物を見るようになってた。
今の木を撮りたいなと思っても、自転車だと思う頃には過ぎてしまっていて、戻ってまで写真をとろうとはしない。
お店も同じで、通り過ぎた店に戻って買い物ってのは、普段あまりしない。
自転車と違って、歩いている時にふと見かけたおせんべい屋さんで炭酸煎餅を買ったり、前を取った和菓子やで豆大福を買ったりするようになってきた。
自転車だと、店に入る抵抗以前に、戻ることに抵抗を感じてしまう。
ここ1年で、それにも変化が出たりして、通り過ぎたお菓子屋さんでケーキを買ったりする。
今日も、時間を無視して、ケーキ屋さんに戻って寄った。
いつもと違う道へ寄り道して、桜の木の下を通ったりした。
授業は当然、30分も遅刻したんだけど、そういう気まぐれを重視して生活できるようになりたいと思う。
それが、社会不適合な思想だとしても。
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