- 2009年4月 9日 23:45
- 旅
以前「見えないから見える世界がある」というタイトルでエントリを書きましたが、そのダイアログインザダークに土曜日に行ってまいりました。
目が慣れる事のない完全な暗闇の中、お互いを知らぬ8人で様々な事を体験する。
今までどれだけ視覚に頼っていたか、また視覚によりどれだけ壁を作ってきたか。
そーゆーのを痛感させられる体験となりました。
中の事は書かないと決めているので、体験で感じた事など、少しだけ。
2時間にも満たない短い間だけど、そこで経験できる事の量は計り知れなかった。
普段どれだけ視覚に頼って生きているかを痛感させられると共に、普段どれだけの感覚情報を無視してきたのかという事を痛感させられる。
音。
声の聞こえる場所はどこなのか、今触れている物から出る音は何なのか、そして音で書き立てられる食欲。
触覚、例えば足の裏の感覚。
今どこに居るのか、何の上を歩いているのか、そこに床はあるのか。
空間の広がり、どこまでも続く闇。
一人では何も出来ないであろう空間だったけど、アテンドのそねちゃんのおかげで安心して前に進む事が出来たし、一緒のグループだった7人のおかげで、始終楽しく体験できた。
真っ暗な闇の中での人と人の距離感ってのは、光ある世界とは全然違う物だった。
普段、初見の人との間には壁を作ってしまう方なので、あんだけ饒舌になったのは闇のおかげだったんだろうな、と思う。
そもそも、闇の中ではお互いが声を出さない事には繋がれないしね。
この2時間弱の経験は、光ある世界に戻ってからも色々と生かしたい物です。
最後に、丁度昼頃だったのもあって参加した8人でご飯を食べにいった。
色々感想を話し合ったり、それぞれ普段どんな事してるのかとか、美味しい料理を食べながら楽しくお話しした。
最後に皆で連絡先を交換したり。
(俺は携帯の電源が死んでたので名刺をお渡しするにとどまったけど。
帰ってからメール確認したらさっそくメール戴いてたりして、ご挨拶。
日経に以前掲載されてたダイアログインザダークの記事を送っていただいたりして、色々知らなかった事を知れたり。
ただ俺は筆無精な人なのでメール貰うと返事は出すんだけど、こっちから何を書いていいか分からず連絡が出来なかったりするのだけど。。。
mixiとかtwitterとかゆるいsnsで繋がってれば連絡も楽なんだけどねぇ。
まぁ参加してよかった。
教えてくれたかじさんに感謝。
俺より2週間遅れて参加されるようなので、終わったら色々話したい。
毎回短期間開催だったけど、今回は常設を目指す流れで期間を分けながら2年間の長期開催になるので、東京近郊の方や地方から東京に出向かれる方とかは参加されてはいかがでしょう。
ちょっと社会人は参加費の値が張るけど、学生とかだったら気軽に参加できるくらいの価格だと思うますよ。
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