月ごとに読んだ小説まとめて書こうと思ったんだけど、もう6月も半ばです。
だめぽ。
まぁそんなこんなで先月読んだ本を列挙と感想。
今月分は7月の頭にやりたい。
※前回同様、リンクの上にマウスを持っていくと、にゅにゅってなんかでるはず!
ラッシュライフ 著:伊坂幸太郎
この人の文章の中に構築されるトリックには毎度舌を巻かされる。
相変わらず伏線を張れるだけ張って、そして見事に回収していく手際が美しいです。
死にぞこないの青 著:乙一
けっこう重い、暗くなる話だった。
ってか乙一らしいっちゃぁ乙一らしいんだろうけど、俺の好きな乙一は「しあわせは仔猫のかたち」とか「上京」をテーマにした話とか。
嫌いじゃないけど、朝から暗くなるぜ。
琥珀枕 著:森福 都
衝動買い小説その1。
中国ものは好きなんだけど、なかなか不思議な怪奇に富んだ本だった。
車輪の下 著:ヘルマン ヘッセ
言わずもがな、ヘッセの名著、でも読んでなかった、だから読んだ。
面白かったが、最期が不完全燃焼。
俺ドイツ文学向いてないのかも。
SPEEDBOY! 著:舞城 王太郎
すげー読みやすい。そして面白い。
この生き生きと縦横無尽に走り回る思考と文章は彼どくどくだわ。
ドリルホール・イン・マイ・ブレインでちょっと避けてた作家ではあるけど、なんだかんだオモスレー。
不思議の国のアリス 著:ルイス・キャロル
小説で読んだのは初めて。普通に面白い。
マッド・ティー・パーティーのくだりがすき。
刀語 第五話 賊刀・鎧(ゾクトウ・ヨロイ) 著:西尾維新
なんだか化物語の時と違って、なかなかダルいところがあって読み進めずらかった。
しかし終盤に差し掛かるとすげー面白い。
説明的な所に飽きてきた、あと作者の立場で語りが入るの。
他の作家ならともかく、西尾がやると微妙です。
幸福者 著:武者小路実篤
有名どころ。
作者がけっこう好きになったけど、作品としては一貫した宗教観に拠る所が強くて少しクセが強い。
ロシア文学に通じる作家だ。
ななつのこ 著:加納朋子
友人の勧めで購入。
創元推理文庫っつー微妙なレーベルだったが、最近の推理ものとはぜんぜん違う空気持っててすごい心地よかった。
読んだモン順。
次は何を読もうか。
Comments:2
健太 | 返信
バトルロワイヤル1、2貸しましょうか?
tyoro | 返信
んー面白いらしいけど、あまり興味がないなぁ(´・ω・`)
申し訳ない。
文庫でサクッと読めるならありかなぁとは思うけど。