今日は学校で講演がありました。
日立の人で、けっこう年配の方だったけど、いまでも第一線バリバリの研究者&開発者な人です。
今でも、その御仁が作ったSystemで新幹線が動いてるらしいです。
そんな人が講演をしてくれるんだから、講演すらさぼりがちな俺も出席しました。
まぁさぼりすぎると単位もらえないし・・・。
DIS(DigtalImageSysytem)のお話でした。
DISってのは、写真や絵画などをデジタルデータとして取り込んで、補正したりする画像処理の事です。
昭和17年に全焼してしまったお寺の、1枚だけ残された古い小さな写真から、巨大な絵を復元したり。
先の戦争で破壊された、アフガニスタンの遺跡の繊細な画像を、30年前の調査隊が撮った400枚の写真から作り上げたり。
なかなか興味深いジャンルです。
技術的な話はほとんどってかからっきしと言っていいほど無かったんだけど、その分野を解説する話しだけでもおもしろかった。
講演ってのは、やっぱりこうあるべきだと思うよ。
万人にも理解しやすく、内容がおもしろい。
悲しいことに生徒の半数は寝てたけどね・・・。
講演が終った後、勝手に壇上にまぎれこんで、直接お話を聞かせてもらいました。
今はフィレンツェの大学と提携して研究所を作ってる所で、ダビンチの絵について色々動かれてるそうです。
ダビンチコードの話しなんかも出てきて・・・読みたいなぁ。
ってかフィレンツェ行きてぇ、研究所で働きてぇ。
1年半通ってて、「コレハ!」って講演はほとんどないんだけど、コレはあたりでしたよ。
京都で何かやられるときは、是非参加したい。
ということで、日立製作所試作開発センタ長の神内俊郎氏のお話でした。
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