- 2014年5月15日 23:33
- 食
豚の丸焼き会をやりたいと思ってはや5年。
きっかけはこの GIGAZINE の記事で、こんな感じに焼いたものを注文しようと思ったのだけど、
一生に一度は経験しておきたい「ブタの丸焼き」を注文して思う存分食べてみました - GIGAZINE
丸焼き経験者が友達に居て色々と話しを聞けたのもあって、せっかくだから自分達で焼こう!という事にりました。
思いたっても、こんな事一人ではとうてい出来ないし、場所使わせてもらったどころかホストとして送迎やら準備とずっと動いてくれていたいーちゃん・やなきちさん、そして参加してくれた全員に感謝感謝だ。
ここから写真にショッキングな部分があるかもしれないので閲覧にはご注意を。
生子豚
まず準備した豚なのだけど、ネット通販だと選択肢が GIGAZINE で紹介されてた信希さんと、楽天で丸焼き用の子豚を販売されてるミートガイさんくらいしかなく、前者が 22kg 後者が 5kg の豚という事で人数を見て 信希さんの生子豚を選んだ。
他にも農家さんに直接送ってもらう みたいな手もあるらしい。
デーン!
子豚ちゃんです。
今回は在庫の都合で 15kg のものになりましたが、人数的にはむしろ丁度良かったです。
個人的にはかわいい顔してるなぁって印象だったのですが、LINE で母上に送ったら生は辛いわ...って返事が来たので、気をつけていきたい。
おしりもかわいい。
届いた段階で内臓は既に抜いてあって、毛も綺麗に処理してありました。
臭みとかも全然ないし、 信希さんの生子豚はそのまま料理に入れるのでとても丁寧なお仕事です。
前準備
さて経験者であるところの hageatama に聞いた所、気をつける点は以下。
- しっかり解凍しておくのが焼きムラを作らない為に大事。
- パイプは中で回ってしまうので角材が良い。
- 解体はキッチンばさみがやり易い。(包丁は軍手してても脂で滑るので危険。
- 毛が残っている場合は焼く前に軽くバーナーで炙ると良い。
- 中にも熱が伝わりやすいようにアルミホイルを詰めたりしてみた。
あと、 信希さんが注文した段階で焼くのに準備すると良いものやコンロの作り方なんかを pdf で送ってくださったので、そちらも活用。
角材のサイズやトタンやブロックを利用したコンロの作り方などが書かれていて、それを元にいーちゃんが作ってくれたのがコチラ。
ババーン!
すげー完璧!
あとはぶっ刺す角材が必要という事で、38x38x1800の角材をホームセンターで購入し、以下を参考に鉈で尖らせました。
SHORT FLY BLOG:正しい木杭の作り方≪やす≫ - livedoor Blog(ブログ)
角材の太さは通す分にはギリいけるくらいで丁度良かったけど、節の部分の強度に難があったので補強の為に再考が必要かも。
さて早速豚さんにお手製の杭を刺して焼こうかという所でちょっと問題が。
解凍が終わってない!
中はかなり氷でシャリシャリ、肉の厚いおしりはカチコチな感じだった。
3日前に届けてもらって、業務用の人が入れるサイズの冷蔵庫で3日かけて解凍する予定だったのだけど、ちょっと手違いで1日遅く届いてしまい解凍が終わってなかった模様。
風を当てて解凍するのでは間に合わなさそうだったので、直接水をかけて溶かしていく作戦で何とか事無きを得た。
ただ肉の分厚い尻の部分は芯まで解凍されてなかったようで、焼く段になって色々試行錯誤する事になった。
さて角材をぶっ刺す前にやっておく事がある。
ハーブとスパイスを刷り込んで味と香の調整をした。
内と外にハーブを塗りこみ、(角材刺し他後に)いくつか包丁で刺した部分にハーブやニンニクを刺していった。
ここはかじさんをはじめ お料理勢任せっぱなしで、俺は炭熾しをしてたのだが、いい香りで美味しいお肉に仕上がってたのでありがてぇありがてぇ。
他にもオイルぬったり蜂蜜ぬったりと、色々美味しく調理していただいた。
(主催なのに調理手順を把握していない!)
最後に内臓を抜く為に喉にあけられた穴から尻までを貫通させる。
上下のバランス的には口から刺すのが良かったかもだが、角材の太さ的に厳しいと判断して喉に。
何とか捻りながら刺すには刺したが奥に進まなかったので、後は縦にして井戸を掘るみたいに棒を地面に落とす形で動かした。
最後に針金で口と足を固定する。
お口にチャック。
ちょっとかわいそうな絵面だな...。
固定が完了したら焼く準備はOKなので、別途BBQコンロで山盛りに熾した炭を手作りコンロに広げて角材をセット。
今回は火が上がりにくく、長持ちするのもあってオガ備長炭 10kg を中心に運用しました。
通常の炭も余っていたのを追加して火力を調整してみたり。
完璧!
トタンに直に置いて大丈夫か分からんかったので、要らなくなったボロ網を3つほど引いたんだが、なんか誂えたかのようにピッタリだった。
という事でこれから焼くわけだが、記事が長くなりすぎたので、焼き上げは次回。
上手に焼けるかなー。
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