ペンギンの旅みたいな感じでシリーズ化していこうと思ったのに、さっそくペンギンのぬいぐるみ持っていくお忘れてしまった。
あばばばば。
もう先々月(?)の事になるけど、廃墟好きのいつもの面々で淡路島にいってきました。
まぁ廃墟だけじゃなくて、撮影好きな面子なので色々撮ってきた。
電車で集合して車でgo。
今回は運転担当じゃなかったので、僕は楽チンだった。
係の人とか誰もいなかったので、お金はいってる箱にお金いれてチケットを抜いて、半券を切って箱に戻した。
ちゃんとしたチケットなのに自分でやるの珍しい。
表参道ヒルズや天保山ミュージアムなどを作られた安藤忠雄さんの建築らしいです。
表参道ヒルズが出来た時にTVでお見かけした事あったけど、この建物の事は知らなかった。
メンバーの一人が行きたいと言ったので寄ったのだけど、凄い綺麗な所で行ってよかった。
ほんとはこの池円形なんだけど、画角が足りてなくて写りきらない。
コンデジはレンズも変えれないし、寂しい。
移動。
という事で目的地に到着。
場所は、淡路島某所。。。という事にしておいてください。
(まぁ内容でググればすぐ分かると思いますが。
太平洋戦争絡みの施設なのですが、客足が遠のいて閉鎖された所に大震災があって、悲惨な事になって復旧の見込がない感じの建物です。
モニュメントを含む全体の建築は東京オリンピック競技場(元代々木体育館)等で有名で、世界各地の都市計画に関わられていた丹下健三氏のものです。
このままにしておくのは色々と勿体無いものですが、整備するにしてもコンクリートもかなり疲弊してて危険な感じでしたね。
モニュメントは健在だった。
運営当時は沢山のライトで照らされ、絶やさず常に炎が焚かれていたらしい(ガスだが)
でも展示スペースは文字の書かれているようなモノ以外は全て撤去されていた。
(撤去なのか盗まれたのかは判然としないが
唯一、絵のようなものが残されていた。
最早朽ちすぎていて何なのか分からないが、左下に『立川基地出発の特別攻撃隊 岩田専太郎』とある。
岩田専太郎で調べてみると、美人画を多く描いた有名な日本画家だったようだ。
帰ってから調べてみたのだが、画家の名前と絵の符号から東京国立近代美術館が所蔵する『特攻隊内地基地を発進す』の写真を印刷したパネルなのではないかと思われる。
機会があれば、原画を拝見してみたいものだ。
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芋でない
ほんとうの飯を
腹一杯たべたい
心の中を歌う
詩というものを
一度つくってみたい
そしてゆっくり眠りたい
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これを書いたのは、学徒動員で工場で働かされていた中学生で、
これを書いた後に工場で空襲にあって亡くなったらしい。
なんとも重い施設に潜入したものである。
1階には他に大きな講堂があり、映写施設も兼ねていたようである。
何故か映写室に横たわるこいのぼり、、、
展示スペースから階段を降りると地下スペースになっており、
ボイラー室や電気室、空調の設備や管理人の宿直部屋などが並んでいた。
講堂の真下には、何やら倉庫、、、というより舞台の奈落のような部分もあった。
(真っ暗でした。 怖かったです。
次に隣の宿泊施設。
という所で今回も前後編に分けるかな。
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