ペーパーマリオシリーズの最新作、スーパーシールをクリアしました。
シール剥したり貼ったり、ペーマリのペラい感じに演出が合っててイチイチ楽しかった。
予約して買って、購入からチマチマ遊んできましたが、
序盤はサクサクすすんでボリュームが不足するんじゃないかと思っていたけど、
アクションアドベンチャーらしく、終盤のマップ1つあたりのボリュームとギミックが増していって 中々遊び甲斐がありました。
マップの要素が最後まで追加されていくので、ちょっと難しかったりもしたけど、飽きさせない感じは凄いね。
そんなこんなで、たまにはプレイ後レビューなど書いてみるか。
攻略度としては
プレイ時間=クリア時間=24時間26分
バトルシール 89/96、モノシール 36/64、スーパーフラッグ 2/8、ルイージ 4/5
最後のルイージどこにいるんや...
システム
全てシール!っという部分に非常に統一感があって、世界観に入りやすかった。
シールならではの謎解きもたくさんあったけど、それが違和感にならないように綺麗に納まってて好感触。
戦闘回りは完全に経験値をとっぱらっててどうなるかと思ったけど、シンボルエンカウントにタイミングバトルと、過去のシリーズを踏襲しててスタイルは崩れてなかったね。
全部 概念をシールにまとめた結果、経験値が不要になっただけって感じ。
戦闘時のシールそのものは使い捨てのスキルみたいな概念になってて戦闘が楽しかった。
ただ折り紙の金とか銀が勿体無くて使えない性分なので、序盤でキラシールとか温存しちゃって苦労したけど。
(消耗品にお金使うのも苦手で、足でシール稼いでたのも時間かかった...
せっかくだし戦闘時に一時的に貼るだけじゃなくて、装備として常時効果のあるシールとかあればよかったのになぁ。
バッジみたいなアクセサリ1種とかでもいいので。
ストーリー
ストーリーが普通の横スクロールのマリオに毛が生えた程度しかないので、冒険してる感が足りないのがちょっと不満。
そんな所まで薄っぺらにする必要はなかった。
言っちゃうと、先に進める為のワクワク感が足りなかった。
(ラストバトルでは「ルーーーーーシィーーーーー」って叫んだが)
純粋なアクションゲームだと常に画面に没頭できるので、ストーリーってそんな要らんのだけど、
アクションアドベンチャーとしては短期的な謎解きのワクワク感とは別に、
ストーリー全体の謎を解いていくワクワク感、ドキドキ感が無いと先に進む事自体に作業感が出ちゃう。
まぁ『社長が訊く』で書かれてたが、過去のペーマリシリーズのアンケートで「ストーリーが不要」ってなっちゃったかららしいので、
世間様的にはいらんのかもしれんけどね。
ニンテンドー3DS|社長が訊く『ペーパーマリオ スーパーシール』|Nintendo
難易度
けっこう難しかった。
いくつか説明不足かなっという点がチラホラあった所為だと思う。
マップでの分からない部分は、気付いた人が楽しい みたいな要素であれば問題ないんだけど、攻略に必須だったりする時があってとても辛い。
一番キツかったのは、毒の温泉があるマップのゴールへの道が全然見付からなかった所。
アイテムの入手も、復活するカロンが嫌だったのでサクサクいったから電球気付かなかったり、ヤギ貰う所の木とか、ボウリングの玉回収する所やら うっかりスルーしちゃったり...
1箇所でもスルーすると、リカバリーがマジでダルい。
そーゆー所ではルーシーのヒント役にたたないし...
(最低限の救済として同じ場所でいくつか違うモノシールが使えるようになってるのはよく出来てると思った。
基本的にアイテムの使い所はある程度分かるようにはなってるけど、欲しい特性のアイテムが手に入る場所に一切 意味がないのが厳しい。
マリオ世界にヤカン持ってきたこの感性は面白いんだが、ボウリングの玉がない それなら森の奥にあるよ!とはならないよね。
電球とか 一部のストーリー上必須なものにはさすがにヒントはあったが、それでもやっぱりキツいわ...
あと、ボス戦とかもキツい。
気付けば楽って部分が逆に楽すぎてあっけないのと、気付かないとシール総力戦になってもギリギリで勝てなかったりで、げんなり。
スタジアムのバットとか、プクプクに釣り針とか そーゆーのは分かりやすかったが、イカのスポンジとか気付かねぇよ...
詰まった時の為に、モノシールはシール博物館とかの説明で、ボス攻略のヒント与えるとかした方が良かったと思う。
それに、「あーこいつは コレ持ってこないと勝てないんだな」って気付いた時に、ボス戦から逃げるか死ぬかして取りに戻るのが面倒臭い。
試行錯誤して倒すのが楽しい感じなのに、トライアルアンドエラーのトライアルがダルくてストレスが溜った。
あと逆に、ボス戦でシール戦略がハマると え?ボス?ってくらいあっけなく終わるのも、ちょっと何だかなぁと思った。
やりこみ
隠し扉以外のやりこみが全て作業でヤバい。
モノシールの所でも書いたけど、バトルシールも「デカキラバネジャンプシール」が無い、きっとここに行けばある!ってならない。
通常の攻略で見付けられなかったシールを探すのは完全にシラミ潰しであり、作業以外の何物でもない。
ルイージの回収は気持ち良かったが、最初のルイージ 絶対攻略に関係あるもんだと思って無駄に時間食ったし、
そーゆー所の説明の無い唐突さもどうかと思う。
やりこみに関してはやらなければいいだけなのでどうでもいいっちゃどうでもいいが、クリアしてみてバトルシールが全部埋まってないのは、ちょっと気持ち悪いし頑張りたい所だけど...
(モノシールはそもそも投げては貼りにいくのがダルいので途中で止めた。
総括
先述の通りストーリーが薄っぺらくて全体的に起伏にかけるので、けっこう淡々とやってる感じがあって、
アクションアドベンチャー部分はすげーよく出来てるのに 先に進める事自体に作業を感じる時があったりしてもったいなかったね。
それでも、マップ1つ1つの謎解きが楽しいので 飽きっぽい俺にも先に進む気力は残ったが。
全部シールに統一する所を徹底してる姿勢と、ペラペラでありながら 過去のマリオシリーズの面影を意図的に強く残してる所は凄い好きな感じだった。
(戦闘時の音とか、しっぽやカエルのアイテムや、飛空挺のスパナ投げてくるやつとか
もうちょっとプレイヤーが面倒臭く感じるような部分が何とかなっていればなぁ...という所が残念でならない。
そこが何となってれば85点くらい付けれるけど、とりあえず70点って所ですかね。
Trackbacks:0
- TrackBack URL for this entry
- http://txt.tyo.ro/mt/mt-tb.cgi/1607
- Listed below are links to weblogs that reference
- 『ペーパマリオ スーパーシール』をクリアした from tyoro.txt
Comments:0