行ってから少し日が経ってしまったが、今年も行ってきたよー。
京都古文化保存協会が主催してる特別拝観。
普段 御目にかかれない物が見る事ができたり、そもそも何かきっかけがないと寺社に行かないというのがあるので ありがたい。
今回回ったのは、報恩寺、浄福寺、聚光院(大徳寺内)の3箇所。
少し時間が余ったので、その後で今宮神社にも足を延してみたり。
報恩寺
今年一番行きたかった所でもある。
12年に1度、寅年の三が日しか公開されて来なかった鳴き虎の展示もさる事ながら、
長く国立博物館に寄託されていて、過去に寺では公開された事のない『千体地蔵菩薩像』が見たかった。
残念ながら写真の撮影は出来ないので、ネットから拾ってきた画像を1つ。
これで幅10cmって言うんだから恐しい。
朝日新聞が沢山写真あげてて凄いうらやましかったんだけど、今みたら公開期間が終了していて、保存しておけばよかったと後悔している...
追記:痛いニュースがいくらかアーカイブしてくれていたみたい。
痛いニュース(ノ∀`) : 800年前の極小「千躰地蔵」のクオリティが凄すぎると話題に
浄福寺
『日本最古の違法建築』とも言われている本堂を持つ、浄福寺へ。
書院天井の龍図や、重文である二十五菩薩来迎図など色々と公開されているのだけど、やはり巨大な社歌涅槃図が印象に強い。
ここでは住職自ら1日に何度か、絵解き法話をしてくださるんだけど、その話しがとても面白かった。
見るだけではなく、体感する、知るという形で楽しませてくれる、お寺だった。
釈迦堂の工事が終わったら、また行ってみたいね。
この後、近くのモダンな蕎麦屋『にこら』にて昼食を取った。
(ミシュラン1ツ星のお店だったり)
聚光院(大徳寺内)
こちらでは狩野松栄・永徳の描いた国宝の襖絵をいくつか所蔵しているのだけど、
実を言うと実物は国立博物館に移されていて、こちらにあるのはデジタル復元されたもの。
とはいえ、室外からの閲覧という事で、違いは多分分からんw
あと千利休にゆかりが深く、茶室や庭も有名。
襖絵もそうだけど、茶室もちゃんと解説の人が付いていて、それぞれどういう謂れのあるどういう部屋で、いついついつ頃にどういう風に作られたものか みたいなのを事細かに説明してくれるのがありがたい。
ここは庭も含めて撮影は全面的に禁止という事で、ちょっと寂しい。
今宮神社
非公開文化財特別公開とは関係ないのだけど、俺の好物である『あぶり餅』が参道で売られているので、
ちょっと足を伸ばしてお参り。
あいにくの雨ではあったが、葉も色付き始めていて 良い雰囲気だった。
あぶり餅屋は2つあるのだが、呼び込みのおとなしい、昔から食べている一和さんへ。
これこれ。
よく叔母からお土産で貰ったのを温めて食べていたけど、やはり出来たてが美味い。
近くに立ち寄りの人も、そうでない人も是非食べにいって欲しいね。
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