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劇団四季の『アイーダ』を観てきた

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先日、大阪の四季劇場にて『アイーダ』を見てきました。

劇団四季を観にいくのは『美女と野獣』『スルース』に続いて3回目。

毎度毎度、皆で観にいけるように企画してチケットとってくれてるさいらと先生に感謝。


例によって例のごとく、作品の前情報を一切仕入れずに現地へ。

オペラとかの知識もないので、どういうバックグラウンドの話しかも知らなかったんだけど、キャスト表を見る限りではエジプトの話しっぽいなーと、

ふんわりした印象を持ちつつ、劇がスタート。



多分ネタバレ有り


舞台はエジプトと、その南方の小国ヌビア。

エジプトの将軍であるラダメスと、彼に捕まり奴隷となるアイーダの恋物語。


敵国の奴隷との恋という主題的には割りと現代だと有り勝ちな気はするのだが、そんな単純なものではなかった。

ラダメスの父の策謀により崩御が噂される国王ファラオ。

その娘である王女アムネリスの幼馴染ラダムスへの想い。

相反しながらも惹かれ合うラダメスとアイーダ。

そしてアムネリスとラダムスの婚約。


ここまでは面白いけどありがちだなーくらいに見てたんだが、こっからがヤバイ。

ってかアイーダがラダメスに『同情を引こうとするな、お前は手枷も無い。自由に自分の意思で決めればいい。』と焚き付ける所から一気にくるね。


自分の心情を理解してくれるアイーダに友情を感じるアムネリス。

エジプトには確固たる強い指導者として立てる後継者が必要であり、それが自分であると自覚するラダメス。

それでもアイーダの言葉で自分に気付き、全てを捨てる覚悟をするラダメス。

自分の言葉に意識を変えたラダメスに戸惑いながらも惹かれるアイーダ。


しかしここでアイーダという精神的な支柱を得たヌビアの奴隷達は、彼女を中心にして蜂起を決意する。

自分の置かれた立場、今迄の行動をもってそれに答えられずにいるアイーダが、奴隷達の懇願を受けて立ち上がる。

ここの歌とダンスは個人的には最高の盛り上がりだった。

アイーダの葛藤がやばい。


ここで休憩はいるかなーと思ったんだけど、全然終わらんw

2時間半、休憩なしなのかと思ったけど、この後のもっと半端な所で途切れたわ。



まぁしかし、この後はアイーダが国と愛どちらかを選ぶかの葛藤が続くわけだが。

個人的にはどっちつかずな感じでイーーーヽ|'皿'|ノってなるな。

ラダメスが全てを捨てたというのにお前ときたら、、、感がある。

(まぁ「あなたはまた戦で奪えは手にする事ができる」とかも言ってたが)


逆に登場の時は高飛車キャラに見えたアムネリスの純情さと、諦観の姿勢に打たれる。

物語の結末は書かないけど、俺はラストはアムネリスの気丈さと強さにくるものがあったわ。

ってか、一番作中で成長したのアムネリスだよね。

(武者小路実篤の『友情』思い出したわ。


まぁそういうお話の方面でもやもやさせられる所はあるものの、カーテンコールも含めて最後まで楽しかったね。

ダンスだとラダメスの親父とスパイ達のダンスが一番かっこよかったかなw



それはそれとして、帰ってからバックグラウンドについて調べたんだけど、

原作となるオペラはそもそも舞台がエジプトとエチオピアであってヌビアではないのね。

原作だと中盤からラストまでの流れもけっこう違うので、それはそれで面白そうだが、四季の方が個人的には好きそうかな。


この辺、前情報なしで何かを見た時にバックグラウンド毎楽しめるように西洋史とかも最低限知っておきたいよねぇ。

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