続きです。 1はこちら。
そうだ廃墟に行こう 友ヶ島編 その1 - tyoro.txt
さて2日目ですが、早朝からうろうろしようかとも思ってたんだけど、うっかり深酒してしまったので、けっこう寝た。
宿の目の前にあるこの建物。
相変わらず用途は不明だが、煉瓦作りに瓦屋根というのは中々ビジュアル的に面白い。
はい
正面からみた時には分からないけど、けっこう奥行きがある建物で、出口がシンメトリーな感じで左右にあって謎い。
窓から中の様子を眺める。
どちらの入口も板が打ち付けてあって入れないんだけど、なくても入る気にはなれないような雰囲気である。
こーゆー外壁に登れる所あると登りたくなるよね。
まぁ強度的に確実に危険だから、絶対に登らんけど。
外観的に見れる所だとこの辺まで。
中はちょっとみてみたいけど、さすがに板蹴破る訳にもいかんし、、、
さてやってきました第三砲台跡。
諸事情により写真は奥側から。
こちらは、あとから地図を見て知ったけど発電所だったらしい。
こーゆー外壁に登れる所があr(ry
斜向かいには朽ちた将校宿舎跡。
あまり興味が持てなかったのか見返してみると全体の外観写真がなかった、、、
中は和風な佇まい。
外がこんなモダンな煉瓦なのに、中は土壁って面白いよね。
ちなみに台所とかもあった。
無骨な感じが好き。
外観で面白いなーと思ったのがこの窓。
丁度宿舎とかがある開けた所から通路の出口に面してる所にあるので、こっから銃で応戦したりするのかな?
さて何故、宿舎に興味をもてなかったかと言うと、このトンネルに早く向かいたかったから。
そしてその先に行きたかったから。
これですよこれ!!!
こーゆー所に来たかったのですよ。
映画の彼岸島の撮影なんかにも使われてて、けっこう有名な所らしい。
我々的には、そーゆー映画よりもデスクリムゾンのOPの撮影場所ってのの方が分かる。
(といいつつ、俺は何も調べてなかったので、現地で一緒にいったかじさんに教えてもらったのであった。
ちなみに上に写ってる写真の右端に写ってる階段が「上から来るぞ!気をつけろ!」のシーンの階段です。
残念ながら、ここ数年の間に安全の為の柵が追加されて通れなくなっていた。
誰か落ちたのかな、、、
こいつは俺が撮ったんじゃないんだけど(ってか俺写ってんだけど)
かじさんがiPhoenアプリのPhotoSynthで撮ったやつで、クリックして読み込ませた跡に写真内をドラッグ&ドロップると360度全方向が見れる凄いやつです。
真上の空から真下の床まで全部みれるよ!!!
カメラついれてばtouchでも使えるらしいし、無料アプリらしいので俺もいれようかな。
まぁそれはいいとして。
少し戻るとまた降りる階段があり、そこにはトンネルが、、、
別に奥に進んでも赤いトビラはないんだけど、中々興味深いポイントだった。
まず奥に抜けると井戸がポツーンとあるポイントに出る。
まぁ他にほんとに何も見当たらないので色々謎なんだけど、水の確保は大事よね。
でもまぁ、鬱蒼と茂った所が1個所だけ明るく切りとられて、そこに井戸があるってのは何か絵的に不思議よね。
幻の大地にいけそう。
ここに来る為の奥の階段は段差が浅い上に腐葉土が降り積っていて、けっこう危険なので行く人は気をつけよう。
完全に切り離された静かな空間なので、ここにイスでも置いて本読んですごしたいな。
さて、先程のトンネル実はただの真っ直な道ではない。
というか井戸があるだけの空間に行く為にあんな長いトンネル掘るやつはいない。
左側には昨日の第四砲台跡でみたような倉庫空間があり、右側には階段があった。
(この辺、トンネル内に蝙蝠がいたりした、けっこうビビった)
階段を登ると左右への道が続いていて、巨大な砲台跡をもつ空間が面なっている。
1つの空間に2個の砲台跡があり、それが4つ連なってる。
最初に足を踏み入れた一番端のものだけ中に立てる程度にかわいていたが、後のは完全に砲座後が泥で埋まっていた。
ついでに言うと逆側の端は完全に池みたいになってた。
この辺も日当たりの関係なのだろうかな。
途中の隧道というか渡り廊下みたいな部分も、水浸しのものや乾いた所、泥だらけの所とマチマチだった。
水浸しの所にはカエルが大量に住みついていて、足を踏み入れた瞬間一斉に泳いで移動しはじめたのは心臓に悪かった。
暗闇怖いわー。
さて第三砲台の入口までもどって、看板をみつける。
(実はこの手の看板の写真を一切とっていなかったので、これはかじさんが撮ったのを譲ってもらった
通った跡からみるとなるほどな構造だが、あの井戸のあった空間は何なのだろう、、、
その周辺をぶらぶらしつつ、下山の徒についた。
そっから戻った先には第五砲台跡。
1日前の段階では、謎の建物のある所が第五砲台跡だと思っていたので、ビックリした。
入口から入った所のビジュアルはけっこうなものなのだけど、全体的な規模は小さめ。
その後さらに、謎の建物のある空間にいったあたりで雨がふってきたので宿に退散。
迂余曲折を減て昼食を食べたりしてのんびり。
みんながgdgdした感じのタイムになってしまったが、船の時刻まで余裕があったので、ちょっと一っ走りして第二砲台跡へ。
ででーーーん。
海に面した所にあるこの砲台跡は、背景的には木々に囲まれてなくて、山を掘って作った感じでもないので、独立した建築として規模がデカい。
ただ当然の事ながら、こちらも戦後破壊された跡があって色々危険。
他と違ってここだけは有刺鉄線がはられていて、容易には立ち入れなくなっていた。
残念である。
ちょっと大きめの写真でも見辛いが、建物自体の入口は城の跳ね橋みたいな感じになっていて、回りが堀のようになっている。
ただ、ほんものの城のように水が入っていたわけではなく、堀の下には下階の部屋がみえて、また横にはトンネルが続いているようだった。
全体的には横長で、こんな感じの壁が続いている。
大分崩れていて確かに近づくのは危険そうだ。
そのうち地震とかで倒壊すんじゃないかってくらい、、、
せっかくの歴史的な遺産なんだし、保護してほしい所だけど、そんな予算どこにあるんだって話しですよね。
まぁこーゆー形でもちゃんと看板や順路マップ付きで公開されてるだけでもありがたいよね。
さて、2日で巡った廃虚はここまで。
最後に昨日みたいにいくつか個別写真を載せて今回はおしまい。
灯台やら第一砲台の方までいけなかったのが心のこりなので、次は普通にレジャーで行きたいのもあるけど、また友ヶ島いかないとな!
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