これは、ちょろっと進捗管理の開発日記です。
そろそろ全体のイメージを持っておかなければなりません。
概要設計で、簡単なフローを含めた、各機能の概要を設計します。
システム分割とは、システム全体をいくつかのサブシステムに分ける事により、アーキテクチャを決定する作業です。
サブシステムへの分割は、前回の要求定義の機能分類でやってしまっているので、今回はそれぞれの概要を書いていきます。
・メンバ管理
グループへの参加者を管理する。
メンバの新規登録・退会、権限の割り当てなど。
・進捗管理(タスク管理)
各メンバによるタスクの登録と編集(進捗報告)。
各プロジェクトによる役割(ジョブ)別にタスクを追加して管理できる。
プロジェクトリーダーによって、外部からタスクを割り当てる事もできる。
・プロジェクト管理
各プロジェクト単位で、参加メンバや作業内容を管理する。
プロジェクト情報の閲覧権限などを設定できる。
プロジェクト別のBBSや、バグ管理などもコレに付随します。
プロジェクト内の数人で行う作業をひとつのタスクとして纏めます。
●例
「敵グラフィックの作成」をグループタスクとする。 プロジェクト参加メンバのタスクから、グループタスクに所属するタスクを選択する。 もしくは、プロジェクト参加メンバからメンバを選択し、新規にタスクを割り当てる。 この場合の個人タスクは「敵1の作成」、「敵2の作成」など。 |
傘下タスクの重みを設定することにより、各タスクから全体のパーセントを計算する。
傘下タスクには、グループタスクを選択(作成)することも可能。
・各メンバのスケジュール管理
メンバが利用できるスケジュール管理機能。
スケジュール管理のためのカレンダーには、タスクやプロジェクトに関する情報も表示される。
・部のスケジュール管理
部全体の予定等の管理。
うちの部だと、主に飲み会とか。
・備品管理
備品の利用申請、および貸し出し管理。
うちの部だと、主に本の貸し出し。
各機能の操作・閲覧等の制限のランク。
ADMIN:全体のシステム管理者。1人しか居ない。 システム全体の設定を行える。 他すべての権限を持つ。 MANAGER:管理者に準拠する権限を持つ。部の運営者数名。 プロジェクトの作成・編集、新規メンバの承認など。 NORMAL:一般部員用の権限 タスク管理等の一般部員が行う作業全般。 プロジェクトリーダーは担当プロジェクトに関しては、MANAGERと同等の権限を持つ。 ROOKIE:新規登録者 お試し状態。 他ユーザーの情報をみることができなかったり、ファイルアップロード等の機能に制限がある。 MANAGER以上の権限のものによる承認でNOMALになれる。 MANAGER以上のユーザー画面からの登録では、最初からNOMALのユーザーの作成も可能。 |
・メンバ同士のメッセージ送信機能
メールとは別の、グループウェア内で使用できるメンバ間のメッセージ送信機能。
プロジェクトページからは、参加メンバ全体にメッセージを出したりできる。
・回覧板機能
送信者、受信者が各メンバが読んだかどうかを確認可能なメッセージ。
・自分への伝言版
メンバログイン時に毎回トップに表示される。
いつでも簡単に編集可能なメモ。
・プロジェクト別BBS
プロジェクト別に用意されたBBS。
システム全体のBBSも存在する。
各スレッドには閲覧・書込み権限を設けられる。
プロジェクトのオプションによって、BBS機能自体を無効にできる。
・ファイル共有機能
各メンバがもつファイルアップロード機能による共有。
アップロードされたファイルに対して、公開先を指定する。
プロジェクトのファイル一覧や、システム全体のファイル一覧への追加が可能。
削除権限を他者に与える事も可能。
メッセージの送信相手にファイル閲覧権限を与える事も可能。
プロジェクトページからファイルのアップロードを行った場合、自動的にプロジェクトのファイル一覧へ追加される。
・バグ管理
プロジェクトのバグを管理する。
Bugzillaみたいなもん。
・その他
部外者もプロジェクト情報等については、許可されていれば閲覧できる。
メンバについてはニックネームによる一覧のみ閲覧可能。
部のスケジュールも閲覧可能。
こんなところかな?
何か足りないのある?
概要設計「入出力概要設計」に続く。
第3回にして、そろそろモチベーションさがってきた悲しさ。
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