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「前衛都市モダニズムの京都展1895-1930」にいってきた

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  • 雑記

いってきました。

一緒に行こうと誘った方が予定があったようなので、チケットだけお譲りして一人でのんびり見てきた。
普段美術館の展示っつーと絵画と彫塑とかしか見ないんだけど、歴史を軸に置いた展示だけあって面白い物がいっぱいあったよ。


展示内容としては前半から中盤は100年以上前の頃の新聞とか、当時の写真とかそーゆーのが多かった。
最初に琵琶湖疎水の着工時、完成後の新聞とか、市電が走った頃の新聞やら。
100年以上前に岡崎の所の大鳥居が寄贈された時、電気事業の可視化としてイルミネーション事業をやった事とか。

100年前すげーな京都、日本。

模型で示してるのとかもあって面白かった。

他にも平安神宮やら京都国立博物館の建築に纏わる資料や装飾用の源型とか。
博物館の正面上部の石像(?)の元の木彫りの原寸大の型がすげーよかった。

後は絵画とかが並ぶ。
日本の洋画の走りみたいな人達の絵が並んでたけど、ほとんどの作者は寡聞にして知らなかった。
知ってたの黒田清輝くらいだけど、黒田清輝の展示の大半は7/12までのものが多くて展示変えでほとんど外されてた。
むーん残念。

その後は織物とか刺繍とか陶芸とかのコーナーに続く。
刺繍とかその原画とかはあまり興味が分かなかったんだが、ワグネルの手による陶板が素晴しいできだった。
100年前の物とは思えない。
しかも題材が鳥とあって、俺の心をガシっと掴みました。
もっかい見たいなー。

またそのワグネルの指導を受けたと言われる陶芸家達の手による洋食器類にも心が踊った。
いやー素晴しい。

その後は壺とかと一緒に漆器が並ぶ。
「梅鶏蒔絵文庫」とかいった感じの名前だったと思うけど、文入れがあって、それに書かれてる鶏の絵がとても特徴的だった。
あれだったら現代のデザインとかとしても全然通用しそう。


そんなこんなで2時間弱楽しんで出ようと思ったら、記録的な豪雨になってて道が川化してて死んだ。
いやー、ゆっくりその寄贈された鳥居なんかの写真を撮ろうと思ってただけに残念で仕方ない。

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