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ネコソギラジカル (中) 赤き征裁VS.橙なる種(西尾維新)

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読了しました。

金曜日の午前6時半。学校へ行くまであと2時間。

まぁ、行くかもわからないけどね。

(以下ネタバレ含む)



やはり西尾維新はやってくれます。

完膚なきまでに物語を終了させるつもりのようで。

最終的には伏線はりっぱなしで終って、外伝すら出さないとかありえそうだけど、とりあえず物語の謎が全て解かれることを祈ります。

あっけなく、人喰いが死に。

あっけなく、死神が死に。

あっけなく、人類最終が裏切り。

あっけなく、人間最悪が投了した。

小説を読むとき、先を予想しながら読む癖があるんだけど、こと戯言シリーズに関しては、予想したとおりの結末になってくれたためしがない。

でも、読んでみると、これ以外に道が無かったように思えるくらい完成してる。

そんな小説を読むのは、もちろん楽しい。



真心が、どこまでも普通だったり。

人類最強が負けたり。

崩子ちゃんが壊れたり、照れたり。

小唄さんが、結局いい感じに使われてたり。

ひかり(てるこ)さんが、いやに誘ってたり。

西東さんの人望が思いのほか低く、いい感じに澪標が独断行動をしたり。

十三階段の一員が、軍団のメンバーだったり。

本来ならヒロインキャラ的つくりの頭巾ちゃんが、適当にあしらわれた結果、伏線を回収せずに惨殺されたり。

玖渚が死にそうだったり。

絵本さんが、春日井さんに次いでツボを心得てたり。

ほんと、端から端まで、隙なく数奇で数寄な所が好きです。



伏線だらけで、気になることが山ほど。

哀川さんの、苗字の話。

頭巾ちゃんの、おじいさんの話。

子荻ちゃんに次ぐと言われる頭巾ちゃんの才能。

裏切り者認定された絵本さんの命運。

人識と出夢くんの過去の邂逅。

七々見の魔女性(というより正体)。

零崎一賊の滅亡。

零崎舞織が生きているのか。

闇口濡衣の主。と崩子との関係。

十三階段の立ち回りと、西東さんの位置。

集合してるクラスタの5人。

いーちゃんの名前。

井伊遥奈のこと。

未だに接点を書かれる、沙咲さんと数一さん。

名前の無い天才の次の名前。

ジグザグと零崎の出会い。

名前だけの登場人物たち。

らぶみさんとか。

でも、維新の作品は、伏線を放置するところに良さがあったりするので、もしかしたら回収されないのかもしれないな。

とりあえず明日は、ミスドに行けたらフレンチクルーラーを買おう。

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